2D 要素の選択
2D 要素には大きく分けて 2 つのグループがあります。
• 実図形 (図形)
• 下書き図形 (下書き線)
デフォルトは、すべての実図形および下書き図形が選択されます。
「ホーム」をクリックしてから「ユーティリティ」グループで 「選択」をクリックします。「選択」 ダイアログボックスが開きます。「2D 要素」の見出しをクリックすると、この 2 つの一般的なグループを含む完全な要素リストを表示することができます。
オプションの 1 つをクリックすると、選択をそのオプションに制限することになります。たとえば「図形」をクリックすると、選択対象はすべての実図形 (線、円、円弧など) に限られます。また「線」をクリックすると、選択対象は線に限られます。オプションをダブルクリックすると、すべての実図形と下書き図形の選択が解除されます。
「2D 要素」の見出しをクリックすると、完全なリストを "隠す" ことができます。
2D 図形の種類を選択するには、要素エリアを使用します。たとえば、「2D 削除」を使用中、「選択」をクリックして選択ツールを開き、「線」(「2D 要素」内) をクリックすると、削除対象としてすべての線を選択することができます。「線」をクリックしてオフにすると、全般選択モード (下書き図形を含むすべての図形) に戻ります。これで、別の種類の図形をクリックできるようになります。
次の表は、選択可能な全要素の概要を示します。
次の要素をすべて選択 | クリック |
|---|
実図形 | 図形 |
実線 | 線 |
円 | 円 |
実円弧 | 円弧 |
範囲指定
選択焦点については次の 3 つの設定があります。
• アクティブなワークプレーン上で選択するには、「現在の WP」をクリックします。
• すべてのワークプレーン上で選択するには、「全て」をクリックします。
• 特定のワークプレーンで選択するには、「選択 WP」をクリックし、ワークプレーンを指定します。
2D 選択方法の指定
2D 要素については次の 5 つの選択方法があります。
• 全て - アクティブなワークプレーンまたはすべてのワークプレーン内にある、指定された要素をすべて選択します。
• チェーン - なめらかに接続された要素のチェーンを選択します。
• 頂点 - クリックした頂点で接続する指定された要素をすべて選択します。このオプションは、頂点に交差する要素は選択しません。
• 色 - 指定された色の要素をすべて選択します。
• ビューポート枠 - ビューポートに描画される指定した枠の投影に含まれる要素をすべて選択します。
| • この方法では、アクティブワークプレーン上の要素のみを選択できます。 • ワークプレーンの部分的なプロファイルエリアを囲む枠を描画すると、そのワークプレーンが枠内にあるプロファイルエリアとともに選択されます。そのワークプレーン上の他のプロファイルエリアをクリックして選択できます。 |
• 2D ボックス - 指定されたボックスに完全に入っている指定された要素をすべて選択します。
| 「選択 WP」を使用してワークプレーンを選択し、「2D ボックス」選択方式を使用して、選択したワークプレーン上の 2D 要素を選択できます (ワークプレーンがアクティブでなくても)。 |
2D 要素の集合体を選択するその他の方法
次の方法で、ワークプレーンやプロファイルなど、2D 要素を参照する集合体を選択することもできます。
2D ボックス: アクティブワークプレーンと同じ平面に描画される、指定した 2D ボックスに含まれる 2D 要素を参照するすべての集合体を選択します。
アクティブ ワークプレーンで枠の 2 つのコーナ点を指定することによって、2D ボックスを描画します。ボックス内の (2D 要素を参照する) 選択可能な集合体がすべて選択されます。
