ビューセット選別インスタンス マスターの設定
共有アセンブリ内でコンポーネントを異なる配置にするために、選別インスタンスを定義できます。この結果、アセンブリの Creo Elements/Direct Annotation ビューがビューセットのコンテキストによって異なります。つまり、Annotation ビューは、ビューセットの master (マスタ) であるアセンブリインスタンスに依存します。
ビューセットはオーナのコンテンツ情報に付加されています。共有アセンブリはすべて固有のコンテンツデータから派生するので、共有アセンブリ構造内で選択的に共有解除することによって作成される特定のインスタンス情報は、アセンブリ共有のビューが変化することを意味します。計算される実際の表示図形は、ビューセットが置かれるコンテキストによって異なります。
アセンブリのビューセットが選別インスタンスを含む場合、ビューセットで使用するアセンブリコンテキストを選択できます。基本的な図形コンテンツ情報はすべてのコンテキストで同一ですが、選別インスタンス情報がアセンブリのビューに表示されるアセンブリコンポーネントの相対位置に影響を与えます。このため、表示図形を計算するときに使用されるアセンブリ共有を指定するために、ビューセットマスターが必要です。
ビューセットのための選別インスタンス マスターを設定するには
1. 「構造」をクリックしてから「パーツ & アセンブリ」グループで 「選別」をクリックします。
2. 「マスター 2D 選択」をクリックします。「マスター 2D 選択」ダイアログボックスが開きます。
3. 選別インスタンスマスターを設定する「ビューセット」を指定します。
4. 「新規」をクリックして「ビューセットマスター 2D」テーブルを開きます。
5. エントリをダブルクリックするか、エントリを強調表示した後で「適用」をクリックして、テーブルから新規マスターを選択します。
Creo Elements/Direct Annotation は指定したビューセットマスターを使用して、表示図形を派生させます。
ビューセットマスターは、以降に作成するビュー (従属ビューを含む) に適用しますが、同じビューセットの別のマスターを使用して作成されたビューの更新にも影響します。