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干渉するパーツの表示
1. 「解析」をクリックしてから「検証」グループで 「干渉/クリアランス」の隣の矢印をクリックします。
2. 「干渉」をクリックします。「干渉」ダイアログボックスが開きます。
3. 「リスト対リスト」をクリックします。
4. 「第 1 パーツ」をクリックして、最初のパーツを識別します。
5. 「第 2 パーツ」をクリックして、2 番目のパーツを識別します。
6. 「結果」の下で、"すべて"、"干渉のみ" または "接触のみ" のいずれかを選択します。
7. 「View」をクリックします。
Creo Elements/Direct Modeling によって、干渉しているパーツ (赤色) や接触しているパーツ (黄色) が示されたビューポートが表示されます。図 175 では、これらの領域はそれぞれ網掛けと破線で示されています。
出力ウィンドウも表示され、[干渉のみ] を選択した場合、または [すべて] を選択して接触パーツがない場合に、次の情報が表示されます。
==>CLASH RESULTS<= =
"/p1"
clashes with "/p2"=>
"/clash/p1_p2"
"/p2"
clashes with "/p1"=>
"/clash/p1_p2"
出力ウィンドウを閉じるには、「閉じる」をクリックします。ビューポートを一時的に閉じるには、「OK」をクリックします。[すべて] または [接触のみ] を選択した場合、出力ウィンドウには上記と同様の情報が表示され、干渉または接触 (あるいはその両方) が発生した箇所が示されます。
「結果残す」を指定すると、Creo Elements/Direct Modeling では干渉部分や接触領域から別個のパーツが作成されて、パーツ一覧に追加されます。干渉または接触するオブジェクトについての情報は、オン/オフにしたり、個別に削除したりできます。
「結果残す」ボタンを設定すると、表示された黄色 (接触) および赤 (干渉) のパーツはオブジェクトツリー (構造一覧またはパーツ一覧で表示可能) に残ります。コマンドによりパーツ (干渉の体積モデルと接触のシート領域) が削除されることはありません。結果は、新しいアセンブリ "Clash" となります。干渉の結果を表示するため、新しいアセンブリ "Clashing" が "Clash" の下に作成され、パーツはこのタイトルの下に置かれます。接触の結果を表示するため、新しいアセンブリ "Touching" が "Clash" の下に作成され、パーツはこのタイトルの下に置かれます。
ユーザが [干渉のみ] または [接触のみ] オプションを選択すると、他のサブアセンブリは削除され、必要な結果だけが残ります。この場合も、これらは構造一覧で表示可能です。
プレスフィットパーツは、意図的に干渉を発生させるパーツです。「プレスフィット」をオフに切り替えると、干渉するプレスフィットパーツの結果を見ることができます。
ねじなどのライブラリパーツも、意図的に干渉が行われています。「Part Lib」「ねじ」のどちらかまたは両方をオフに切り替えると、このようなライブラリパーツの干渉の結果を見ることができます。
オプション「リスト内全て」を指定すると、Creo Elements/Direct Modeling では、パーツ、アセンブリ、アセンブリ内のパーツ、またはパーツとアセンブリのすべてで干渉や接触がないか調べます。
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接触面から作成するパーツは、両面の非多様体シェル、すなわち両面に反対向きの法線をもつ非多様体シェルとなります。以降のモデリング処理では、これらのパーツは非多様体ソリッドと同じように動作します。