面セット集合体を変更すると、形状やパラメータが面セット集合体の定義に一致しているかどうかがチェックされます。一致していない場合、集合体は無効になり、構造一覧に赤で表示されます。面セット集合体の参照要素が無効になる場合は、警告が表示されます。警告の表示設定は変更できます。 「面セット集合体警告」を参照してください。

面セット集合体が無効になる理由とは材質を面セット集合体の既存の面に追加したり、既存の面の図形を変更するすべての変更は、集合体を無効化します。集合体を無効化する操作の例は、面が大きくなるような面の移動、面セット集合体のすべての面の移動、およびテーパ、ブレンド、または面取りの追加などです。

面セット集合体を無効化しない変更とは面セット集合体の既存の面から形状を削除するのみの変更は、集合体を無効化しません。これらの操作には、「加工」メニューの「ミル」、「ボア」、「パンチ」、「差」コマンドなどがあります。

面セット集合体が無効な場合、パーツ自体は有効なままですが、製造時に問題が生じる可能性があります。面セット集合体の形状が意図したとおりであることを確認するには、面セット集合体を変更して、「定義」または「復元」を選択してパーツを製造にリリースする前に有効化する必要があります。