干渉問題の結果の編集
干渉問題をソートおよび検索したり、アセンブリの修正時に問題の状態を手動で変更することができます。
干渉検出後に干渉問題のプロパティを表示して編集するには、構造一覧の干渉検出アイコン を右クリックします。「干渉問題の一覧の表示」をクリックします。干渉検出の問題一覧が開きます。
構造一覧ウィンドウの中に干渉検出の問題一覧を表示するには、構造一覧内で右クリックし、接続をクリックします。干渉の一覧と構造一覧を切り替えるには、下のタブをクリックします。
干渉検出の結果が複数ある場合は、表示する干渉検出を構造一覧で制御します。
干渉問題のソートと検索
干渉検出の問題一覧のツールバーには、次のコマンドがあります。
• 検索: 特定の干渉問題、タイプ、状態を検索するには、新しい検索を定義します。干渉検出の問題一覧で、一致する結果がハイライト表示されます。検索アイコンをクリックすると、検索条件のオン/オフを切り替えることができます。後のセッションで検索条件を使用する場合は、検索条件を保管します。
• フィルタ: 問題の検索結果をタイプ別または状態別にフィルタ処理して、接触パーツのみを表示したり、未解決の問題のみを表示したりします。構成フィルタは、構成固有のパーツ位置が原因で発生した問題のみを表示します。特定の問題を見つける場合、または前バージョンから継承された問題のみを表示する場合は、新しいフィルタを定義します。フィルタ アイコンをクリックすると、フィルタ条件のオン/オフを切り替えることができます。後のセッションでフィルタ条件を使用する場合は、フィルタ条件を保管します。
• 構成: 干渉検出計算に含まれる構成をすべて表示します。特定の構成に関連する問題のみを表示するには、その構成をクリックします。
1 つ以上の構成で干渉検出を実行すると、継承済み列が表示されます。この列がはいの場合、干渉問題と状態はほかの場所に記録されています。
列見出しをクリックすると、データを昇順または降順でソートできます。
| 検索とフィルタの作成の詳細については、構造一覧の検索とフィルタに関するヘルプ ページを参照してください。 |
干渉問題の編集
特定の干渉問題を右クリックすると、次の操作を実行できます。
• 選択内容を適用: 1 つ以上の問題を選択して、オープン状態の問題のダイアログに対する入力として適用します。
• 描画のみ: 影響を受けるパーツを現在のビューポートに描画します。
• 描画のみ: 影響を受けるパーツを新しいビューポートに描画します。複数のビューポートを管理するには、ウィンドウ メニューを使用します。
• 再計算 :選択した問題を再計算します。再計算された問題は別のビューポートに表示され、接触面、干渉、およびクリアランス問題がハイライト表示されます。パーツの修正をチェックするには、再計算を使用します。変更が検出されると、干渉問題の状態は変更済みに変わります。問題の状態が解決済みに変わるように、干渉検出全体を再計算する必要があります。
• 検索 :構造一覧で特定の干渉検出またはパーツを検索し、ハイライト表示します。
• 削除 :選択した問題を削除します。削除できる問題は、状態が無視または解決済みの問題に限られます。
• プロパティ :干渉問題の状態やオプションの注記など、問題のプロパティを編集します。問題に注記がある場合は、問題の列に注記アイコン が表示されます。
干渉問題の特性の編集
• 未処理状態は、干渉検出計算後の最初の状態です。この干渉を無視する場合は、この状態を受入れに変更し、注記セクションに理由を入力します。
• 当初検出対象としていたパーツを後で除外すると、状態は自動的に無視に変わり、理由は除外されたパーツに変わります。
• 元の問題に関連するパーツの一方または両方がなくなった場合、状態は不完全に変わります。
• 問題を条件付で受入れに設定すると、元の問題に含まれる 2 つのパーツのうち少なくとも 1 つが編集または位置決めされた場合に、検出の計算後に状態が条件付で未処理に変わります。この問題を受入れるか、修正するかのいずれかの対処方法を選択できます。15.00 より前のバージョンのファイルに保存すると、条件付きの状態が受入れに変わります。
検出の問題をすべて消去するには、構造一覧の検出を右クリックし、問題の消去をクリックします。計算結果だけでなく、手動による問題の状態変更および注記もすべて消去されます。