マルチビューでの点の選択
マルチビューを使うと、3D 空間内で点を見つけるのに役立ちます。
マルチビューは以下の図のように、4 つのビューポートを表示します。3 つのビューポートでモデルの正射影または各軸のゼロに沿った曲線、そして標準ビューポートが右上部に表示されます。
UW、UV、および VW ビューポート内でマウスを使い、パンや拡大縮小を行うことはできますが、これらのビュー内で回転させることはできません。標準のビューポートでのみ、通常どおりモデルを回転させることができます。
付加されたそれぞれのビューポートには、作業中のパーツの U-V 軸、U-W 軸、および V-W 軸 で指定される平面のビューが入ります。4 番目のビューポートは、標準の 3D ユーザビューです。標準のユーザビューには、ビューポートがマルチビューに切り替わる前と同様、動的な機能 (回転、ズーム、移動) が備わっています。
スプライン曲線の編集時に、原点またはローカル座標系 (U,V,W) を変えると、ローカルビューが自動的に更新されます。3D 曲線の作成を始めると、Creo Elements/Direct Modeling ではデフォルトのローカル座標系が使用されます。この座標系は、グローバル座標で定義され、原点が (0,0,0) にあり、各軸が、U=X、V=Y、W=Z となる座標系です。
マルチビューとキャッチツールを密接に組み合わせて使うと、カーソルの位置がマルチビューによってビジュアルにフィードバックされ、3D 空間の点の位置を正確に決めることができます。