• 埋め込まれた OLE オブジェクトはサムネイルイメージとして図面に表示されます。OLE オブジェクトが Microsoft Excel シートの場合、フォントサイズ、行の高さ、行や列の数によっては、サムネイルイメージに表示されるコンテンツが実際のシートと異なります。実際のシートに行や列を追加した場合にも、サムネイルイメージのサイズは同じままです。ただし、サムネイルイメージですべての行や列を表示しないようにしたとしても、Microsoft Excel シートで情報が失われることはありません。
• 64 ビット版 Windows 7 オペレーティングシステムで動作する 64 ビット版 Creo Elements/Direct Annotation には、Adobe Acrobat ドキュメントを埋め込むことはできません。したがって、Adobe Acrobat ドキュメントタイプの新しい OLE オブジェクトは作成できません。Creo Elements/Direct Annotation では、図面に埋め込む OLE オブジェクトとして既存の PDF を選択できますが、この操作を行うと次のエラーメッセージが表示されます。
“'A :check-function must return a keyword, NIL is illegal”.
• Annotation OLE 機能を使用して Adobe PDF と eDrawing のデータをロードおよび表示することはできますが、作成することはできません。
OLE の特性を変更するには
1. 「挿入」をクリックしてから「OLE」グループで 「プロパティ」をクリックします。
2. ビューポートで OLE オブジェクトを選択します。上部に OLE オブジェクトの名前とタイプが表示された 「OLE のプロパティ」ダイアログボックスが開きます。
もしくは、ビューポートで OLE オブジェクトを選択し、右クリックして 「OLE のプロパティ」を選択できます。選択フォーカスを 「OLE」または「全て」に設定して、OLE オブジェクトを初期選択します。ビューポートで OLE オブジェクトを選択し、コマンドミニツールバー (OMT) で をクリックすることもできます。