DOCU-REGISTER-SKETCH 関数を使用して、登録したスケッチを Creo Elements/Direct Annotation の「登録済みスケッチ」テーブルで使用可能にします。有効な任意の MI ファイルをスケッチとして登録できます。登録後、「スケッチのロード」メニューからアクセスできるテーブルでスケッチを選択し、図面に追加できるようになります。

登録の関数は am_customize ファイルまたは別のファイルに含めることができます。Creo Elements/Direct Annotation にファイルをロードするには、ユーザ入力ラインで (load "path / filename") と入力します。path / filename は有効な DOCU-REGISTER-SKETCH 関数を含むファイルおよびそのパスです。

DOCU-REGISTER-SKETCH 関数をユーザ入力ラインに入力することもできます。スケッチには必ず一意な名前を付けます。重複した名前で登録した場合、以前の定義が置き換わります。

DOCU-REGISTER-SKETCH 関数およびそのオプションと、関連する関数のリストは次のとおりです。詳細については個別リンクを参照してください。 例を示します。

構文

:OBJ-NAME は、スケッチの名前を指定します。スケッチはその名前で「登録済みスケッチ」テーブルに表示されます。使用済みのスケッチ名を指定すると、登録された古いスケッチが新しいスケッチで置き換えられます。

構文

:FILE-NAME は、登録したスケッチを含むファイルの名前を指定します。有効な任意の MI ファイルのフルパスとファイル名を、二重引用符で囲んで指定します。

構文

DOCU-UNREGISTER-ALL-SKETCHES 関数は、以前に定義したスケッチをすべて登録解除します。以前に登録したスケッチを使用しない場合、am_customize ファイル (または別のファイル) で、DOCU-REGISTER-SKETCH にインスタンスを作成し、その前にこの関数を記述します。

DOCU-UNREGISTER-SKETCH 関数は、以前に定義したスケッチを 1 つ登録解除します。任意の既存スケッチ名を二重引用符で囲んで指定します。

構文

スケッチ登録の例は次のとおりです。