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オーナ関数
オーナに関する Creo Elements/Direct Annotation の次の領域をカスタマイズできます。
DOCU-SET-COMMON-OWNER 関数
DOCU-HIDE-WRONG-OWNER-WARNING 関数
DOCU-SET-COMMON-OWNER 関数
DOCU-SET-COMMON-OWNER 関数は、オーナコンテキストをバインドして 2 つ以上のコンテキストが同じデフォルトオーナを共有するようにします。たとえば、オーナタイプを 1 つ指定してテキストとシンボルの両方のデフォルトにできます。デフォルトオーナをバインドするには、表示された作図用図形のいずれかを使用して am_customize ファイルまたはその他のカスタマイズファイルに次の関数を追加します。
構文
(DOCU-SET-COMMON-OWNER --+--> ALL オプション-------------------->+--->
| ^
|--> オーナコンテキストのペアのバインド----->|
| |
|--> オーナコンテキストのグループのバインド--->|
| |
`--> NIL オプション--------------------->'
ALL オプション
:ALL は、すべてのコンテキストのデフォルトオーナを同じにするよう指定します。後述のデフォルトオーナコンテキストのリストを参照してください。
構文
(DOCU-SET-COMMON-OWNER :ALL)
オーナコンテキストのペアのバインド
次の下書きはオーナコンテキストのペアをバインドします。別のコンテキスト変数が続きます。
構文
(DOCU-SET-COMMON-OWNER '((context1 context2) (context3 context4) ...))
オプション
コンテキスト n のエントリは次のようになります。
:geo はデフォルトの図形オーナを示します。
:c-geo はデフォルトの下書き図形オーナを示します。
:text はデフォルトのテキストオーナを示します。
:symbol はデフォルトのシンボルオーナを示します。
:sketch はデフォルトのスケッチオーナを示します。
オーナコンテキストのグループのバインド
次の下書きはオーナコンテキストのグループをバインドします。別のコンテキスト変数が続きます。
構文
(DOCU-SET-COMMON-OWNER '((context1 context2 context3 ...)))
オプション
コンテキスト n のエントリは次のようになります。
:geo はデフォルトの図形オーナを示します。
:c-geo はデフォルトの下書き図形オーナを示します。
:text はデフォルトのテキストオーナを示します。
:symbol はデフォルトのシンボルオーナを示します。
code>:sketch はデフォルトのスケッチオーナを示します。
NIL オプション
NIL はオーナコンテキストに対するすべてのバインドを削除します。コンテキストはそれぞれ、その他のすべてから独立になります。これは、バージョン 7.0 以前の CoCreate Annotation の動作です。デフォルトオーナコンテキストのリストについては、前のセクションを参照してください。
構文
(DOCU-SET-COMMON-OWNER NIL)
DOCU-HIDE-WRONG-OWNER-WARNING 関数
オーナ (2D 図形、テキスト、シンボル、またはスケッチ) の必要な図面要素を追加する際には、要素が指定したオーナの境界内に追加されなかった場合、Creo Elements/Direct Annotation で警告が表示されます。わずらわしい場合には、DOCU-HIDE-WRONG-OWNER-WARNING を使用して警告ダイアログを抑制できます。デフォルト (nil) では、警告が表示されます。
構文
(SETQ DOCU::*DOCU-HIDE-WRONG-OWNER-WARNING* t or nil)