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Annotation の設定: 概要
カスタマイズの定義は、相互に関連性のある次の 3 タイプに分類されます。
図面要素の概観を決定するデフォルト設定。たとえば切断線や詳細図境界など。これらはデフォルト設定一覧で設定します。
デフォルトに追加される、カスタマイズしたスタイルの新しい定義。たとえばハッチング パターンや枠など。これらはデフォルト設定一覧に含めることも、個別のファイルとして作成して Creo Elements/Direct Annotation にロードすることもできます。
Creo Elements/Direct Annotation コマンドの起動時の設定を決定する、初期デフォルト。たとえば、新しい標準ビューの選択や、起動時のアイソメトリック モードなど。これらの機能はデフォルト設定一覧で宣言することも、個別のファイルとして作成して Creo Elements/Direct Annotation にロードすることもできます。
上記以外のカスタマイズ要素 (たとえばユーザ独自のシート枠の作成など) は、インターフェイスで直接処理しますが、その場合でも Creo Elements/Direct Annotation に認識させるためには、明示的に定義する必要があります。それぞれのカスタマイズ要素に必要とされる手順を、以降で個別に説明します。
ユーザ入力ラインに次のコマンドを入力して、Creo Elements/Direct Annotation にファイルをロードします。
(load "filename")
この行を am_customize ファイルに追加して、初期化時にファイルを自動的にロードすることもできます。
Creo Elements/Direct Annotation は、起動時に広範囲にわたる検索を実行して、カスタマイズ用のファイルを探します。この動作の説明および am_customizeam_plot_customizedefaults.m ファイル内の関数とオプションについての詳しい説明は、 上級ユーザ向け Creo Elements/Direct Annotation カスタマイズを参照してください。