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簡略化定義
簡略化定義には、1 つの簡略化操作を実行するために必要な関連するパラメータがすべて含まれます。簡略化操作は、アタッチされている定義を使って、現在ロードされているパーツまたはアセンブリのバージョンを処理します。
簡略化定義は、以下のような処理における階層構造を持っています。
最上位の定義のパラメータは、サブアセンブリやサブパーツを含む全体的な操作において有効になります。
サブアセンブリやサブパーツがそれ自身の簡略化定義を持つ場合は、以下の規則が適用されます。
サブアセンブリの簡略化が未実行の場合は、現在適用されている定義に属するパラメータが使用されます。
一般的な簡略化操作では、コンテナの子供は処理されません。
簡略化操作は、既に割り当てられている質量特性に影響を与えたり、修正を加える ことはありません。
簡略化定義は、それが割り当てられているパーツやアセンブリと一緒に保管されます。オリジナルのパーツやアセンブリに修正が加えられると、定義は自動的に最新状態になります。さらに、以下の点にも注意してください。
オリジナルのパーツやアセンブリが編集されると、簡略化されたパーツやアセンブリの再計算が必要になります。
簡略化集合体のパラメータを変更する場合は、簡略化操作を実行する前にオリジナルの オブジェクトを保存してパラメータを保存してください。
パーツやアセンブリには、簡略化定義が複数個アタッチされていることがあります。
簡略化定義の適用 (すなわち簡略化操作) の結果は、固定構造か結合構造のいずれかになります。
定義された簡略化定義は、パーツまたはアセンブリに適用されます。これは、簡略化操作を開始することで実行されます。システムは自動的にいくつかのプロセスを開始し、選択されるパラメータによって以下のようないくつかのシーケンスを実行します。
隠れたパーツの検出 (これには、いくつかの繰り返しが含まれる場合があります)
選択されたパラメータに従ったパーツの簡略化
任意で結果パーツをパーツ数の少ない新しいサブ構造へ結合
最終的なチェックの実行
簡略化定義を作成するには
「簡略化」をクリックし、「集合体」グループの 「新規」をクリックします。「作成」ダイアログボックスが開きます。簡略化定義は、「作成」ダイアログボックスで作成してからモデルに適用します。「作成」ダイアログボックスには、次のオプションがあります。
オーナ: 簡略化定義のオーナを指定します。
集合体名: 簡略化定義の名前を指定します。
簡略化定義を作成するには、 をクリックします。
この時点では、定義に含まれるのはデフォルトのオプションのみです。この値を受け入れて、引き続き、「オプション」グループのボタンを使用して、簡略化されたモデルの作成や定義の編集を続行できます。
簡略化定義を削除するには
「簡略化」をクリックし、「集合体」グループの 「削除」をクリックします。「削除」ダイアログボックスが開きます。簡略化定義を削除するには、「削除」ダイアログボックスを使用します。このメニューには、次のオプションがあります。
オーナ: 簡略化定義のオーナを指定します。
集合体名: 削除する簡略化定義の名前を指定します。
簡略化定義が複数存在する場合は、テーブルから選択することができます。