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ねじの逃げ溝の追加
ねじの逃げ溝は、Creo Elements/Direct Part Library で簡単に追加できます。ねじ、面取り、および逃げ溝を一度の手順で円形面に追加するのでなければ、次の図のように最初にねじ面を定義します。
以下のような標準の逃げ溝タイプが利用できます。
タイプ A: DIN 76 Type A (通常の場合) がシャフト上に作成されます。
タイプ B: DIN 76 Type B (短い形状) がシャフト上に作成されます。
タイプ C: DIN 76 Type C (通常の場合) が穴内に作成されます。
タイプ D: DIN 76 Type D (短い形状) が穴内に作成されます。
デフォルトでは、逃げ溝はユーザ定義の集合体として追加されます。これは「デフォルト」ダイアログボックスで変更できます。「集合体」グループの (ダイアログボックス起動ツール) をクリックして、「デフォルト」ダイアログボックスを開きます。
ねじ面に逃げ溝を追加するには
1. 「Part Library」をクリックしてから「集合体」グループで 「ねじ逃げ溝」の隣の矢印をクリックします。
2. 目的のタイプの逃げ溝をクリックします。円形面に外側ねじと面取りも追加する場合は、「ボルトとねじの逃げ溝」セクションのコマンドを選択します。
3. 逃げ溝の寸法とオプションを設定します。次の点に注意してください。
ねじサイズは、選択した稜線に隣接するねじ面から取得されます。これを変更するには、「ねじ方向」をクリックし、規格のリストから選択します。
DIN 規格では、30 度と 60 度の 2 つのブレンド角度のみが利用できます。
方向は円柱面の軸に沿っている必要があります。通常、この方向を変更する必要はありません。
4. 「OK」 をクリックして操作を完了します。