パラメトリックパーツの追加

複数のサイズで利用できるパーツがある場合、パラメトリックパーツとしてライブラリに追加できます。新しいパーツは社内グループに追加してください。こうしておけば、Creo Elements/Direct Part Library のアップグレードや再インストール時に新しいパーツが上書きされるのを防げます。

パラメトリックパーツをライブラリに追加するには、Creo Elements/Direct Part Library と Creo Elements/Direct Advanced Design のライセンスが必要です。

2. ライブラリパーツについて、変更する寸法用のリレーションを作成します。すべてのパラメトリックリレーションタイプがサポートされています。

これでパラメトリックパーツをライブラリに追加できます。

1. 「Part Library」をクリックしてから「カタログ」グループで

「保存」の隣の矢印をクリックします。

パラメトリックリレーションを持つアセンブリを選択することもできます。

4. 「標準部品」ダイアログボックスで「グループ」を選択します。社内グループにすることをお勧めします。

6. 「パラメトリックパーツの作成」ダイアログボックスが開きます。これで新しいパーツの設定内容を変更できます。

◦ パーツ名: ロード可能なパーツのリストに表示されます。文字、数字、アンダースコア (_) のみを使用できます。

◦ テキストメニュー: パーツのタイトルとして表示されます。

◦ キャプション: ロードパーツダイアログのタイトルとして表示されます。

◦ 親グループ: デフォルトのグループは社内ですが、変更できます。

◦ 親アイコン: 親グループまたはカテゴリを示すアイコンです。パーツロードダイアログに表示されます。

◦ 規格: 「DIN」、「DIN-EN」、「その他」の中から選択します。

◦ CAD 操作: 新しいパーツを生成する LISP 関数です。自分で作成した LISP のコードを使用してもかまいません。または以下の事前定義された関数を使用します。

▪ custom::ts_catalog_load_dyn_para Name: テーブルに設定する寸法に基づいて新しいパーツを作成します。この関数を使用する場合、サイズの違うパーツに対して異なるパラメータを複数設定できます。

▪ custom::ts_catalog_load_dyn_para_pool Name: 1 セットのパラメータでパーツをロードします。この関数を使用する場合、1 セットのパラメータのみを設定でき、パーツは必ず同じものになります。

◦ 「CAD ファイル」: 保存した PKG ファイルを選択して、パーツに使用できます。

◦ テーブル > インポート: 既存のパラメータファイル (*.par) をインポートして、ユーザ独自のパーツテーブルを作成できます。

◦ テーブル > 編集: このパーツに新しい定義を追加して、いくつかの異なる寸法でパーツをロードできます。このダイアログで、寸法の追加、削除、変更が可能です。フィールドをダブルクリックすると、値を変更できます。

システム設定がインチになっている場合でも、値は mm で入力する必要があります。

◦ 「テーブル」 > 「列表示」: テーブルエディタに表示される列を切り替えます。

◦ 変数: ユーザのカスタム LISP 関数で使用する変数を作成します。

7. 作成をクリックしてパーツを追加し、ダイアログを閉じます。

「管理」セクションで「パーツ作成」をクリックしてパーツを追加することもできます。ただし、上記の「ダイナミックパーツ」コマンドは、独自の LISP 関数を作成しない方が使いやすくなります。