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とがった稜線と側面の制御
「Mold Design」をクリックしてから「解析」グループで 「肉厚」の隣の矢印をクリックします。
「3D」をクリックします。「肉厚 3D」ダイアログボックスが開きます。
「側検出」を使用すると、鋭角稜線および側面を解析結果で正しく色付けできます。デフォルトでは、「肉厚 3D」メニューの「側検出」はオンになっています。
「側検出」を使用しないと、解析の公差の範囲内に収まる鋭角稜線および側面が問題箇所として誤認識される可能性があります。これは、計算で使用するファセットモデルで、鋭角稜線の肉厚が 0 として認識されるためです。
この例では、側面の肉厚が 5 mm です。以降の図では、最小公差 3、最大公差 6 の解析結果を示します。「側検出」をオンにした状態では、側面が緑色で表示され、公差内に収まっていることを示します。
「側検出」をオフにした状態では、公差内に収まっているにもかかわらず側面が青色で表示され、薄すぎることを示します。
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一部のモデルでは、「側検出」をオフにする必要があります。たとえば、小さなディテールやパターンを含む側面を解析する場合、「側検出」をオンにすると、内部図形が正しく計算されない可能性があります。