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モールド設定
ユーザモールドを指定することも、モールドアセンブリの新しい名前を指定して、モールド作成ダイアログでモールドを作成することもできます。
ダイアログの最後の部分で、モールドベースが作成されたフォームに属するパーツを選択します。すべてのパーツを選択することが重要です。アセンブリですべてのパーツを指定することをお勧めします。その後、アセンブリを選択すると、計算処理時にすべてのパーツが考慮されます。
最上位のモールドアセンブリに所有されていないパーツは計算時に無視されます。エジェクタ作成時には、初期化手順時に指定されたパーツだけがエジェクタ長の計算に使用されます。
「Mold Base」をクリックしてから「設定」グループで 「初期化」をクリックします。「モールド設定」ダイアログボックスが開きます。
モールド アセンブリ: モールドアセンブリの名前を入力します。すべてのモールド パーツはこの名前を持つモールド アセンブリの所有物として作成されます。
名前付け
このセクションでは、サブアセンブリのデフォルト名が提示されます。サブアセンブリはモールド内に定義されます。以下のサブアセンブリが作成されます。
可動側: プレート 3、4、5、8、9 (標準モールド用)、エジェクションアセンブリ、関連するコンポーネント、およびコアの入れ子として定義された入れ子が含まれます。
固定側: プレート 1、2 (標準モールド用)、関連するコンポーネント、およびキャビティ入れ子として定義された入れ子が含まれます。
エジェクション: プレート 6、7 (標準モールド用)、および関連するコンポーネントが含まれます。
コンポーネント: 可動側と固定側の両方に属するコンポーネントを含みます。
これらの名前にはデフォルトがありますが、ユーザがその名前を修正できます。
フォーム選択
このセクションでは、モールドに統合する入れ子を選択します。
可動側: 可動側に属する入れ子を選択します。入れ子パーツを含むサブアセンブリを選択できます。選択した入れ子をコア サブアセンブリの所有下に移動します。
固定側: 固定側に属する入れ子を選択します。入れ子パーツを含むサブアセンブリを選択できます。選択した入れ子をキャビティ サブアセンブリの所有下に移動します。
その他: モールドの可動側にも固定側にも属さない入れ子、たとえばサイドコアなどを選択します。