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アセンブリ解析の解析条件の作成
アセンブリ内のパーツの FE 解析も実行できます。適用される荷重を伝達するためにパーツは互いに物理的に接している (1 つに接合される) 必要があります。これらのパーツの材質は異なるものでも構いません。この機能は、パーツの材質特性が違うアセンブリを使用する場合に特に便利です。図は、1 つに接合された 2 つの合金に適用された力の影響を示しています。
アセンブリを解析する場合、次のことに注意してください。
解析するパーツはアセンブリ内になければなりません。
解析条件は、(パーツではなく) アセンブリによって所有されます。
アセンブリ内のパーツを解析するには
1. 下図に示すように、パーツ p1 および p2 を含むアセンブリ a1 を作成します。
2. 面が 1 つに接合されていることを確認します (「一致/整列」を使用します)。
3. 解析条件を作成します (解析条件のオーナがアセンブリであることを確認します)。
4. パーツ p1 に材質を定義します (たとえば、スチール)。
5. パーツ p2 に材質を定義します (たとえば、アルミ)。
6. p1 に面の拘束を作成します (「機械的 LBC」グループの「拘束」をクリック)。
7. p2 に面の荷重を作成します (「機械的 LBC」グループの「荷重」をクリック)。
8. 「機械的 LBC」グループの「接合関係」をクリックして、「接合関係」ダイアログボックスを表示します。
9. 面 1 をクリックして参照面を指定します。
10. 面 2 をクリックして関連付けられた面を指定します (構造一覧を使用して p1 を非表示にした後、p2 を回転します)。
11. をクリックし、残りの面について上記の手順を繰り返します。
12. をクリックして、「接合関係」ダイアログボックスを閉じます。
これで、通常の方法で設計を解析できます (解析ジョブ定義の順にクリックし、必要な結果を指定します)。