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表示オプションの設定
Creo Elements/Direct Finite Element Analysis には、結果の表示を調整するための表示オプションが用意されています。例えば、色の範囲を変更して、結果をグレースケールで表示することができます。この場合、対応する輪郭線マップの外観もグレースケールに変わります。
フォンミーゼス応力線: 全体範囲、不連続、要素稜線オン、平均化オン
フォンミーゼス応力線: 全体範囲、連続、要素稜線オフ、平均化オフ
表示オプションを設定するには
1. 「FEA」をクリックしてから「後工程」グループで「オプション」の隣の矢印をクリックします。
2. 「輪郭」をクリックします。「輪郭」ダイアログボックスが開きます。
3. 必要に応じて、結果を定義します。
4. 色の範囲を「色範囲」ボックスで選択します。
5. 色の数を「色数」ボックスに入力します。使用可能な輪郭線の数が、入力した値に設定れます。
6. 範囲方式を「範囲方式」ボックスで選択します。次の範囲が使用可能です。
最小-最大: 最小値と最大値を設定します。
最小-間隔: 最小値と間隔を設定します。
最大-間隔: 最大値と間隔を設定します。
全体範囲: 実際の結果コンポーネントの値の範囲全体を表示対象範囲として設定します。
材質から: 最大値を、使われている材質の最大値に設定します。
この範囲を選択すると (データセット/応力、コンポーネント/フォンミーゼスも同時に選択)、材質の安全係数 (最小値) を「安全係数」ボックスに入力することができます (材質には破壊応力値が関連付けられている必要があります)。
7. 他に、輪郭線範囲に対する結果値の最大最小および輪郭線間の結果間隔の入力フィールドもあります。アクティブなフィールドは、選択した範囲方法により異なります。
8. 必要に応じて、必要な値を「最小」「最大」「間隔」の各ボックスに入力します。
9. 表示方法を選択します。使用可能なオプションは、次のとおりです。
連続  連続の区切色。
不連続  不連続の区切色。
10. チェックボックスを、次のように適宜オンにします。
要素稜線オンに設定すると、要素稜線が表示されます。
平均化オンに設定すると、各ノードの値が隣接要素で平均化されます。これは、Creo Elements/Direct Finite Element Analysis ではデフォルトでオンに設定されます。「平均化」をオフに設定すると、個々の要素または要素面の値が、輪郭線色として表示されます。四角形要素があれば、要素全体で平均されます。(選択したデータセットに平均化が適用できない場合、このオプションは淡色表示されます。
パーツ稜線。オン -変形したパーツの稜線を表示します。
エラー検証。オン - 解析のエラー検証を行います。これは非 P-アダプティブ解析に有効です (P-アダプティブ解析は自動的に エラー検証を行います)。
この種類のエラー検証は平均化できるデータセットにだけ有効です (たとえば、応力には有効ですが、変位には有効ではありません)。
エラー検証および平均化は、どちらか 1 つしか適用できません。
輪郭線マップの凡例も結果に合せて調整されます。
手動または自動の最初の繰り返しで粗いメッシュがある場合、不連続モードを使用して表示することをお勧めします。
11. 必要なオプションをすべて設定したら、更新をクリックします。
ダイアログボックスは開いたままなので、簡単に新しいオプションを試すことができます。メニューを閉じるには、 をクリックします。
変形表示オプションを設定するには
1. 「FEA」をクリックしてから「後工程」グループで「オプション」の隣の矢印をクリックします。
2. 「変形」をクリックします。「変形」ダイアログボックスが開きます。このメニューを使うと、結果を拡大縮小して 変形し、変形によって表示された結果の外観を変更できます。
3. 必要に応じて、結果をクリックし、結果を指定します。
4. 「倍率」をクリックし、結果を拡大縮小するための倍率を「倍率」ボックスに入力します。
5. 更新をクリックして更新します。
反力シンボルの外観を設定するには
1. 「FEA」をクリックしてから「後工程」グループで「オプション」の隣の矢印をクリックします。
2. 「シンボル」をクリックします。「シンボル」ダイアログボックスが開きます。
3. 必要に応じて、結果をクリックし、結果を指定します。
4. 「倍率」をクリックし、シンボルを拡大縮小するための倍率を「倍率」ボックスに入力します。
5. をクリックし、色セレクタを使用してシンボルの色を指定します。
6. 更新をクリックして更新します。
表示オプションをリセットするには
1. 「FEA」をクリックしてから「後工程」グループで「オプション」の隣の矢印をクリックします。
2. 「リセット」をクリックします。「デフォルト」ダイアログボックスが開きます。
3. 必要に応じて、結果を指定します。
4. をクリックします。