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点での要素の集中
面上の点に条件を設定するためのシンボル
この機能を使うと、メッシュの生成時にメッシュ要素の密度を高くするための、稜線または面上の点を作成できます。メッシュ要素の密度を高くすることにより、この領域のノード数が増加します。前述のとおり、ソルバーはノードで結果を計算します。このため、モデルの重要な領域にノードが集中するほど、その領域の計算結果の精度が上がります。
面上の点で条件が設定されたメッシュ
稜線上の点に要素を集中するには
1. 「編集」をクリックしてから「メッシュ」グループの「条件」の隣の矢印をクリックします。
2. 作成をクリックします。「メッシュ条件」ダイアログボックスが開きます。
3. 「集中」セクションで「稜線上の点」をクリックします。
「集中」ダイアログボックスが開き、「解析条件」ボックスに現在の解析条件 (あれば) が自動的に表示されます。
現行の解析条件がないか、他の解析条件を選択する場合は、「解析条件」ボックスに解析条件の名前を入力します。
さらに、「名前」ボックスに、このメッシュ条件のデフォルト名が表示されます。ほかの名前を指定するには、このメッシュ条件に指定する名前を、「名前」ボックスに入力します。
4. 参照位置をクリックします。要素を集中する稜線上の点をクリックします。
選択すると、「参照位置」ボックスに点が「定義済み」と表示されます。
5. 「集中」ダイアログボックスで「値」をクリックします。選択した点の要素の集中の値を 入力します。この値の測定単位は、「設定値」ボックスの上に表示されます。
入力した値は、集中点での最小要素のサイズを定義します。計算された平均要素サイズと比較して十分小さい値を入力してください (計算された要素サイズについては「自動メッシュ」を参照)。
6. 稜線上の点にほかの要素の集中を設定する場合は、「次」をクリックし、手順を繰り返します。必要な数だけ、この手順を繰り返すことができます。
7. メッシュを集中する稜線の点を定義し終えたら、 をクリックして手順を完了します。
面上の点に要素を集中するには
1. 「編集」をクリックしてから「メッシュ」グループの「条件」の隣の矢印をクリックします。
2. 作成をクリックします。「メッシュ条件」ダイアログボックスが開きます。
3. 「集中」セクションで「面上の点」をクリックします。
「集中」ダイアログボックスが開き、「解析条件」に現在の解析条件 (あれば) が自動的に表示されます。
現行の解析条件がないか、他の解析条件を選択する場合は、「解析条件」ボックスに解析条件の名前を入力します。
さらに、「名前」ボックスに、このメッシュ条件のデフォルト名が表示されます。他の名前を指定するには、このメッシュ条件に指定したい名前を、「名前」ボックスに入力します。
4. 参照位置をクリックします。要素を集中する面上の点をクリックします。
選択すると、「参照位置」ボックスに点が「定義済み」と表示されます。
5. 「集中」ダイアログボックスで「値」をクリックします。選択した点の要素の集中の値を 入力します。この値の測定単位は、「設定値」ボックスの上に表示されます。
入力した値は、集中点での最小要素のサイズを定義します。計算された平均要素サイズと比較して十分小さい値を入力してください (計算された要素サイズについては「自動メッシュ」を参照)。
6. 面上の点にほかの要素の集中を設定する場合は、「次」をクリックし、手順を繰り返します。必要な数だけ、この手順を繰り返すことができます。
7. メッシュを集中する面の点を定義し終えたら、 をクリックして手順を完了します。