解析条件の材質管理
「FEA」タブの「材質」グループで「割り当て」ボタンをクリックすると、材質リストから設計モデルに材質を定義できます。
設計モデルにすでにある材質の定義を「削除」することもできます。
材質定義情報を検索するために、照会ボタンを使い、パーツを選択することによって、すでにパーツに定義した材質の情報を表示するオプションもあります。
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同じ解析条件に、複数の材質を定義することはできません。ただし、設計には複数の解析条件を関連付けることができ、各解析条件に異なる材質定義を含めることができます。
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設計モデルに材質を定義するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「割り当て」をクリックします。「材質割当て」ダイアログボックスが開きます。
2. 必要に応じて、解析条件に名前を付けます。以前に名前を指定していない場合、「解析条件」グループで「名前」をクリックして名前を作成するか、ハイライト表示されたボックスに新規の名前をパスとともに入力します。
3. 必要に応じて、解析条件名を設計に関連づけます。
4. 「パーツ」をクリックします。解析条件が関係付けられているパーツを指定します。
5. 元材質選択リストを使って、新しい優先材質情報の元となる材質リスト を選択します。
◦ 優先材質: 通常、企業固有の材質リスト
◦ データベース: 工業用材質の Creo Elements/Direct Finite Element Analysis データベースまたはほかの利用可能なデータベース
◦ セッション材質: オープンセッションですでに使われている材質のリスト
◦ 割り当て材質: 別の解析条件で定義されている材質
6. 材質をクリックします。材質一覧が表示され、選択した材質リスト名がウィンドウのタイトルバーに示されます。「割り当て材質」を選択した場合は、構造一覧を使って材質を指定します。
7. 必要な材質をダブルクリックして選択するか、またはハイライト表示して一覧ウィンドウの適用ボタンをクリックします。
8. 
をクリックし、材質をパーツに割り当てます。
設計モデルの材質割当てを解除するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「割当て解除」をクリックします。「材質割当て解除」ダイアログボックスが開きます。
2. アクティブな解析条件名が「解析条件」ボックスに表示されます。設計モデルに関係付けられている解析条件が複数ある場合、定義削除する材質の解析条件を選択するには、表示されている LBC をクリックするか、特定の解析条件に関連付けられているメッシュ条件を選択します。Creo Elements/Direct Modeling のほかの選択方法を使用して解析条件を選択することもできます。選択した解析条件名が「解析条件」ボックスに表示されます。選択した解析条件に関係付けられたパーツ名が、「パーツ」ボックスに自動的に表示されます。
3. ダイアログボックスで
をクリックし、選択した解析条件とパーツから材質の定義を削除します。
材質がパーツから定義削除されます。
このほかに、「材質割当て解除」ダイアログボックスの「材質」をクリックし、構造一覧で材質を指定することもできます。
設計モデルの材質を照会するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「照会」をクリックします。「材質照会」ダイアログボックスが開き、アクティブな解析条件の材質の詳細が表示されます。
2. アクティブな解析条件名が「解析条件」ボックスに表示されます。
3. 設計モデルに関係付けられている解析条件が複数ある場合、まず 解析条件をクリックした後、表示されているLBCの 1 つをクリックするか 特定の解析条件に関連付けられているメッシュ条件をクリックします。
Creo Elements/Direct Modeling のほかの選択方法を使用して解析条件を選択することもできます。
選択した解析条件名が「解析条件」ボックスに表示されます。
「材質照会」ダイアログボックスが開き、アクティブな解析条件のパーツに定義済みの材質の名前と特性が表示されます。
このほかに、「材質割当て解除」ダイアログボックスの「材質照会」をクリックし、構造一覧で材質を指定することもできます。
優先材質リストに材質を追加するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「優先」の隣の矢印をクリックします。
2. 「追加」をクリックします。「優先材質の追加」ダイアログボックスが開きます。
3. 「元材質」ボックスを使って、新しい優先材質情報の元となる材質リストを選択します。使用可能な材質データベース、セッション材質リスト、または割り当て材質から選択できます。
4. 材質をクリックします。(割り当て材質でない場合) 材質一覧が表示され、選択した材質リストの名前がウィンドウのタイトルバーに表示されます。
5. 優先材質リストに追加する材質をダブルクリックするか、ハイライト表示して一覧ウィンドウの「適用」をクリックして選択します (割り当て材質の場合、構造一覧を使用します)。
優先材質リストから材質を削除するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「優先」の隣の矢印をクリックします。
2. 削除をクリックします。「優先材質の削除」ダイアログボックスが開きます。
3. 材質をクリックします。材質一覧に「優先材質」リストが表示されます。
4. 優先材質リストから削除する材質をダブルクリックするか、ハイライト表示して一覧ウィンドウの「適用」をクリックして選択します。材質一覧ウィンドウが閉じ、「優先材質の削除」ダイアログボックスの「材質」ボックスに、材質が「定義済み」として表示されます。
5. 「優先材質の削除」ダイアログボックスの
をクリックして、
優先材質リストからの選択された材質の削除を確定します。
優先材質リストで材質をリストするには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「優先」の隣の矢印をクリックします。
2. 「リスト」をクリックします。
優先材質リストのコピーを保存するには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「優先」の隣の矢印をクリックします。
2. 「保存」をクリックします。「優先材質の保存」ダイアログボックスが開きます。
3. 「ファイル」をクリックして、ファイル一覧で保存する既存ファイルを選択するか、「ファイル」ボックスにコピーするファイルの名前を入力します。
4. をクリックして、選択したファイルを保存します。
| 以前に保存してあるローカル優先材質ファイルから材質をロードして割り当てるには、Creo Elements/Direct Modeling コマンド行で (load "filename") 文を使ってロードします。 |
優先材質リストをロードするには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「優先」の隣の矢印をクリックします。
2. 「ロード」をクリックします。「優先材質のロード」ダイアログボックスが開きます。
3. 「ファイル」をクリックして、ファイル一覧でロードするファイルを選択するか、「ファイル」ボックスにファイル名を入力します。
4. をクリックし、選択したファイルをロードします。
セッション材質リストで材質をリストするには
1. 「FEA」をクリックしてから「材質」グループで「リスト」をクリックします。「セッション材質」リストが開きます。
