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Creo Elements/Direct Cabling チュートリアル 10: ステップ 1 (全 2 ステップ)
CCF ファイル構造
CCF は、Creo Elements/Direct Modeling で標準パーツカタログを自動作成するためのスクリプトを定義します。このスクリプトは次のような階層フォーマットになっています。
上記の例のセクションを参照してください。
1. Comments セクション (赤) では、修飾子およびパーツライブラリメニューの項目を選択した際にその修飾子によってアクティブ化されるアクションを簡潔に説明します。
S: サブメニューを開きます。
D: ダイアログを開きます。
F: LISP 関数を呼び出します。
P: 外部プログラムをロードします。
LOS: パッケージ ファイルをオペレーティング システムからロードします。
LWM: Work Manager データベースをチェックし、使用可能であれば、指定されたモデルをロードします。
LMM: Creo Elements/Direct Model Manager データベースをチェックし、使用可能であれば、指定されたモデルをロードします。
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CCF スクリプトでは、すべてのコメントの前にハッシュ マーク (#) を付けます。
2. About セクション (青) には、ライブラリの「バージョン情報」ダイアログに表示する情報を記述します。
3. Sizes セクション (緑) では、ライブラリのセルおよびアイコンのサイズを定義します。CCF によって作成されるメニューは、Creo Elements/Direct Modeling の User Interface Construction Toolkit でビルドされます。詳細は、Integration Kit の資料を参照してください。
4. Shortcut セクション (赤紫) では、CCF スクリプトで長いディレクトリ パスと置き換えるショートカットを定義します。上記の例では、このセクションで、C ドライブにあるディレクトリへの長いパスに対して DIR1 というショートカットを定義しています。以降のセクションでは、DIR1 のすべてのインスタンスがこのパスを使用します。
5. Body セクション (茶) には、メニュー構造を記述し、関連するパッケージ ファイルとそのメニューのイメージの場所を定義します。サブメニューは、親メニューの下に配置し、スペースを 1 つ空けて記述する必要があります。たとえば、Connectors メニューのサブメニューである abc および 123 は、親メニューに対してスペース 1 つ分インデントされます。
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「ライブラリコンポーネント」ダイアログボックスでイメージを正しく表示するには、イメージファイルと PKG ファイルのファイル名が同じである必要があります。