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デフォルトの GD&T オーナの設定
GD&T Advisor には、パーツレベルとアセンブリ レベルの両方でデータムと公差を作成できるように、コンテキスト制御ツールが用意されています。デフォルトのオーナを特定のパーツまたはアセンブリに設定すると、そのパーツまたはアセンブリに付加されたデータムと公差だけがビューポートに表示されます。"自動" を設定すると、すべてのデータム ラベルと公差ラベルが表示されます。
デフォルトのオーナのコンテキストは、「データム」および「公差」ダイアログボックスの「オーナ」の動作にも影響を与えます。デフォルトのオーナを設定すると、以降作成されるデータムシンボルと公差シンボルにオーナがデフォルトとして表示されます。そのため、ラベルを自由に配置できます。オーナ設定を 手動で変更しなければ、指定したオーナの要素だけを選択できます。
データム ラベルと公差ラベルの作成時にデフォルトのオーナが自動的に 決まるように設定することもできます。この場合、ラベルの付加先として選択された要素のオーナの名前が、「オーナ」ボックスに表示されます。アセンブリの要素を選択するには、まずその要素を所有するアセンブリを「オーナ」ボックスに指定する必要があります。
デフォルトの GD&T オーナを設定する手順
1. 「3D Documentation」をクリックしてから「注釈」グループの「その他」の隣の矢印をクリックします。
2. 「GDT オーナ」(「ツール」の下) をクリックします。「GDT デフォルトオーナ」ダイアログボックスが開きます。
3. デフォルトのオーナの動作を指定します。
自動
オーナをあらかじめ設定せず、選択した要素から自動的に決定するようにします。すべての GD&T ラベルがビューポートに表示されます。
オーナ
デフォルトのオーナを指定します。ビューポート内でクリックするか、ユーザ入力ラインにパスおよび名前を入力するか、または構造一覧を使ってパーツまたはアセンブリを選択します。「GD&T デフォルトオーナ」「データム」「公差」の各ダイアログボックスを開くと、デフォルトのオーナの名前が表示されます。選択したオーナが所有するすべての GD&T ラベルが、ビューポートに表示されます。
4. をクリックして、オーナの設定を終了します。