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分離不可オブジェクトの規則
分離不可オブジェクトは、次の規則に従う必要があります。
分離不可アセンブリの外にある分離不可アセンブリの個別の構成部品を共有することはできません。分離不可アセンブリ内では構成部品を共有できます。
分離不可アセンブリの構成部品がアセンブリの外で共有されている場合、共有関係は破綻します。
オブジェクトを分離不可としてマークするか、分離不可オブジェクトを分割すると、次のようになります。
自動共有を防ぐために、オブジェクトに新しい SYSID が割り当てられます。
オブジェクトのシンボリック名とシンボリックバージョン情報は、オブジェクトから削除されます。
オブジェクトに関連するデータベース属性は削除されます。
Creo Elements/Direct Part Library パーツを分離不可とした場合、シンボリック名とシンボリックバージョン情報がオブジェクトから削除されるため、ライブラリパーツとは認識されなくなります。
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Creo Elements/Direct Part Library パーツを分離不可アセンブリの外部に移動した場合は、ライブラリプロパティ (SYSID、シンボリック名、シンボリックバージョンなどの属性) が再びアクティブ化され、パーツは再びライブラリパーツとして認識されます。等価なライブラリパーツがすでにセッションで使用されている場合、そのパーツは代わりに共有されます。既存のライブラリパーツが、再アクティブ化されたパーツを置き換えます。
分離不可アセンブリの構成部品のうち 1 つのステータスを読み取り専用に変更した場合、すべての分離不可アセンブリ内のパーツとアセンブリのステータスが読み取り専用に変更されます。
分離不可アセンブリ内のパーツを編集した場合、分離不可マスタの編集状態も更新されます。編集ファイルの保存を使用して分離不可アセンブリの最近編集したパーツを保管した場合、アセンブリ全体が保管されます。
オブジェクトが読み取り専用の場合、そのオブジェクトを分離不可にしたり、分離不可のオブジェクトを分割したりすることはできません。