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2 つまでの要素を基準とした要素の作成
「相対値計測」オプションを使用して、2 つまでの既存要素に相対する直線や円などの 2D 要素を作成できます。たとえば、このオプションを使用して既存の直線から 20 単位、既存の円から 30 単位の距離がある直線を描画できます。
1. 「ホーム」をクリックしてから「作図」グループで「直線/円弧」、「長方形」、「円」、「2 点」、その他の 2D コパイロットコマンドをクリックします。
2. 直線や円などの第 1 の参照要素の上にカーソルを移動します。
3. R キーを押すか、右クリックのコンテキストメニューで「相対値計測」を選択します。カーソルを動かすと、第 1 の要素からの距離が表示されます。
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オプションミニツールバー (OMT) を使用して、「相対値計測」オプションをアクティブ化することもできます。参照要素の上にカーソルを移動してスペースキーを押し、OMT の  をクリックして「相対値計測」を選択します。
頂点、中心点、中間点、または交点の上にカーソルを移動して R キーを押した場合、自動的にこの要素からの距離が 2 つ表示されます。1 つは X 軸に沿ったもの、もう 1 つは Y 軸に沿ったものです。
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極座標またはデカルト座標を入力する (1 つのパラメータを拘束するために) 場合に、「相対値計測」の距離の入力結果が有効でない場合は (図形の過剰拘束)、Creo Elements/Direct Modeling にエラーが表示されます。
4. 第 2 の参照要素の上にカーソルを移動します。
5. R キーを押します。両方の要素からの距離が表示されます。デフォルトで、第 1 の要素からの距離がアクティブになります (現在の値が選択されます)。
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Tab キーを押して 2 つの距離を切り替えます。
6. 2 つの参照要素から任意の距離にある点をクリックします。
7. 2D コパイロットコマンドに応じて、直線、円弧、または円を描画します。
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相対値測定オプションでは、参照要素としてスプラインはサポートされていません。
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アクティブな参照要素を解放するには、F キーを押すか、右クリックのコンテキストメニューで「計測相対値を解放」を選択します。
OMT を使用して「相対値計測」オプションを非アクティブ化することもできます。スペースキーを押して OMT で  をクリックし、「計測相対値を解放」を選択します。
次の要素からの相対距離を計測できます。
直線 (有限または無限)。
円および円弧。
頂点、中点、中心点、および交点。
同一 XY 線などの補助線、円極値、垂直投影など。
3D 投影図形 (投影が直線、円、または円弧の場合に限る)。
下書き線および実図形。