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3D 直線の作成
直線は、もっとも基本的な 3D 曲線要素で、3D 曲線メニューの機能を使って作成できます。3D 直線の始点と終点は、ともに 3D 空間の 3 つの座標で定義することができます。3 番目に加わった座標が、1 平面 (ワークプレーン) 上に 2 つの座標で定義される 2D 直線と 3D タイプの直線との違いです。3D 空間の点の定義は、ユーザの入力行に座標を入力するか、既存の図形をキャッチすることによってできます。
3D 直線は、次の方法で定義できます。
始点と終点
始点および方向と長さ
サーフェイス軸
開始条件と長さ
下の図に、原点 (0,0,0) の点 A と座標 (10,5,-20) の点 B を結ぶ直線 (AB) を示します。球 S は、原点まわりの 3D 空間を表します。
3D 直線は、頂点を 2 つ持つスタンドアロンのワイヤパーツ (または稜線) です。アクティブな場合、アクティブなパーツ上にデフォルトの緑色の稜線で表示されます。
3D 直線は、主として、3D 下書き図形として使われます。たとえば、3D 直線を使ってターゲットをキャッチすることができます。
3D 直線の作成
1. 「3D 図形」をクリックしてから「3D 曲線」グループで 「3D 直線」をクリックします。「線」ダイアログボックスが開きます。
2. 「パーツ」の名前を入力します。
3. 「開始条件」ボックスで次の開始条件のうち 1 つを選択します。
「位置」: ビューポートで点を指定することによって、曲線の位置を定義します。
「稜線」: 既存の稜線に関連する曲線の位置と開始条件を定義します。
「面」: 既存の面に関連する曲線の位置と開始条件を定義します。
4. 位置を選択する場合、線の作成方法をクリックしてください。
2 点では、ワークプレーン上の 2 つの点をクリックします。
位置とベクトルで、ワークプレーン上で開始点をクリックします。編集モードで、 3D ベクトル コパイロットコパイロットを使用して、方向と長さを設定します。右クリックして、方向を受入れます。
で、軸方向の面をクリックします。
「連続線」は「2 点」または「位置とベクトル」で使用できます。「連続線」をオンにして、開始点を選択せずに前に作成した線の終点から新しい線を作成します。
5. 稜線またはを選択する場合は、次のようにします。
稜線またはを選択します。曲線接続条件 (リンク) を参照してください。
接線の位置を指定します。接線の位置を確定するには、「受入れ」をクリックします。
矢印をドラッグするかダイアログに数値を入力して、長さを指定します。
6. をクリックして操作を終了します。