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ハッチング属性の編集
既存のハッチングの属性を編集することができます。変更した設定を自動ハッチング、手書きハッチング、またはその両方に適用するかどうかを指定できます。デフォルト ハッチング パターン、または特定のパターンのパラメータを、図面で選択したハッチングに適用することもできます。
あるパーツにいずれかのハッチングを指定すると、このうち自動ハッチングの部分がすべて変更されます。これにより、パーツのハッチングを表示するビューがすべて影響を受けます。
既存のハッチングの各要素を編集するには
1. 「Annotation」をクリックしてから「注釈」グループで 「プロパティ」の隣の矢印をクリックします。
2. 「ハッチング」をクリックします。
「手動」オプションと「SD 要素」オプションがオンになった「ハッチング編集」ダイアログボックスが開きます。これにより、手書きハッチング、および自動ハッチングを選択できるようになります。ハッチングの選択を制限する場合は、いずれかのスイッチをオフにすることができます。
3. 編集するハッチングをクリックします。
4. 変更するオプション (「一般」の下) をクリックして、必要な値を入力、または選択します。
5. 続けて設定を変更するか、 をクリックして、選択したハッチングへの変更を確定します。
パターンの設定を定義済みのハッチング パターンに適用すると、「名前」ボックスに既存パターンの名前が表示されます。既存パターンの属性を一般オプションにインポートすることができます。次の説明を参照してください。
ハッチング間隔
次の図には、ハッチング パターンに使用する線の間隔を示してあります。
ハッチング角度
ハッチング角度は、これが表示されるビューに対する相対関係で測定します。例えば、45°の角度で回転させたビューに、90°の絶対角度のハッチングを付けると、ハッチングは135°の角度で表示されます。このビューを 45°回転 (すなわち絶対角度は 90°) させると、ハッチングの角度は 180°になります。
次の図に、45°のハッチング角度の例を示します。
ハッチング基準点
既存のハッチング線が、パーツ上突する場合は、ハッチング基準点を指定すれば、あいまいさを解消することができます。ハッチング パターンのベース ラインを、指定の点を通過するように調整します。
次の図の別の線と衝に、ハッチング基準点を指定した場合の効果を示します。
ハッチング基準点を指定するには、シート上の点をクリックするか、ユーザ入力行に座標を入力します。