デフォルトファイルの設定

「デフォルト設定」一覧を使用して、Creo Elements/Direct Annotation のほぼすべての設定値を指定できます。「ファイル」 > 「設定」 > 「デフォルト設定」の順にクリックします。

その他の設定は次のように変更できます。

Creo Elements/Direct Annotation を起動すると、デフォルト設定を含む am_customize ファイルがロードされます。Creo Elements/Direct Annotation でこのファイルが見つからない場合、am_customize.orig ファイルがロードされます。デフォルト設定を変更するには、標準のテキストエディタ ('vi' や 'メモ帳') を使用して am_customize ファイルを編集する必要があります。このファイルは personality ディレクトリにあります。

am_customize ファイルの sd-set-setting-modifiable-flag 関数を使用して、Creo Elements/Direct Annotation のデフォルト設定を部分的または完全に無効にできます。無効になった設定はデフォルト設定の一覧に灰色のテキストとして表示されます。

アイソメトリックビューの作成に使用する新しいアイソメトリックモードを定義することができます。アイソメトリックモードは register-view 関数を使用して定義します。アイソメトリックモードの定義は am_customize ファイルに入れることも、個別のファイルに入れて Creo Elements/Direct Annotation にロードすることもできます。

新しいアイソメトリックモードを定義するには、register-view 関数をコピーし、キーワード値を次のように入力します。

(register-view :name "30"
:x-rot 30
:y-rot 60)
(register-view :name "60"
:x-rot 60
:y-rot 30)
(register-view :name "True"
:x-rot 45
:y-rot 35.3644)

Creo Elements/Direct Annotation の起動時に指定したアイソメトリックモードをデフォルトにするには、am_customize ファイル (または別のロードファイル) に次の記述を追加します。

「特殊文字」テーブルに含める特殊文字を登録することができます。hp_symbols および hp_symbols2 フォントの任意の文字を登録できます。定義済みのピクスマップも「特殊文字」テーブルに入れ、文字を表現することができます。

新しい特殊文字を登録するには、am_customize ファイルから docu-register-special-char 関数をコピーし、必要な変数を入力します。

(docu-register-special-char :char-code Code number in font
:font-code :hp_symbols or :hp_symbols2
:meta-name "Metaname seen in text editor"
:pixmap-file "Filename for pixmap (optional)")

次に例を示します。

(docu-register-special-char :char-code 126
:font-code :hp_symbols2
:meta-name "Micro"
:pixmap-file "pixmaps/doc3d2d/sym2_126.pm")

metaname は一意である必要があります。まず、古い metaname を登録解除し、再度定義してください。

その他の特殊文字のカスタマイズ関数を次に示します。

• (docu-unregister-special-char-all) 前に定義したすべての特殊文字を登録解除します。Creo Elements/Direct Annotation のすべてのデフォルトを除外し、特定の文字セットだけを使用する場合に、この関数を使用します。

次の手順は、下位互換性を保つために用意されています。スケッチを (テンプレートとして) 自動的に保管および再ロードする方法については、スケッチの定義 (保存)を参照してください。

スケッチを登録し、テンプレート一覧で使用できます。有効な MI ファイルであれば登録可能です。

スケッチを登録するには、am_customize ファイルから docu-register-sketch 関数をコピーし、必要な変数を入力します。

次に例を示します。

• (docu-unregister-all-sketches) 以前に定義したすべてのスケッチを登録解除します。例えば、すべての登録済みスケッチを除外し、特定のスケッチセットだけを登録する場合に、この関数を使用します。