Web クライアントのカスタマイズ
Creo Elements/Direct Model Manager Web Client は、Java Server Page (JSP) とカスケーディングスタイルシート (CSS) を使用して、Web ページを構築します。以下の手順で Web クライアントをカスタマイズすることができます。
1. XML 設定: Web クライアントのメインページのコンテンツは、Creo Elements/Direct Manager Server のインストール場所にある WebConfig.xml ファイルで設定できます。たとえば、検索結果テーブルに表示する列 (属性) をクラスごとに設定できます。「詳細」ページの場合は、コンポーネント (サムネイルやダウンロードアクションなど) や各クラスのタブ、および各タブの列を設定できます。WebConfig.xml ファイルでは、サムネイルの表示など、いくつかの追加設定を行うこともできます。
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出荷時の WebConfig.xml ファイルの <DownloadLoadRule> では、以下のロードルールが設定されています。
• 保存時の状態でロード - Creo Elements/Direct Model Manager Server データベースに保存されたときのモデルの構成をダウンロードします。
• 最新のバージョンをロード - モデル内のすべてのオブジェクトについて、最新のバージョンをダウンロードします。
• 最新のリリースされたバージョンをロード - モデル内のすべてのオブジェクトについて、リリースされた最新バージョンをダウンロードします。
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2. テーマ (スタイルシート): 異なるテーマを適用することにより、Web ページの外観とフォーマットを簡単に変更できます。テーマは、1 つのカスケーディングスタイルシート (CSS) と 2 つの JSP ファイル footer.jsp および header.jsp で構成されます。このカスタマイズ手法を用いて、色、フォント、境界線などを変更したり、Web ページにカスタムのヘッダおよびフッタを表示したりできます。
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既存のテーマを変更するのではなく、新しいテーマを作成することをお勧めします。新しいテーマの作成と適用の詳細については、Web ページレイアウトのカスタマイズを参照してください。
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3. JSP ページ: 異なるレイアウトやコンテンツの追加など、高度な変更を行うため、webapps\mmweb に既存の JSP ページを変更したり、新規 JSP ページを追加したりできます。
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追加の Web アプリケーションを利用するときは、次の手順に従ってください。
a. <Creo Elements/Direct Manager Server installation location>\webapps\mmweb_dev に新しい Web アプリケーションを作成します。
b. 新しい Web アプリケーションを <Creo Elements/Direct Manager Server installation location>ServiceControllerConfig.xml ファイルの Jetty サーバ設定セクションに登録します。以下に例を示します。
<Service enabled="true" java_class="com.osm.services.webservice.JettyServer" name="JettyServer">
... <War context="/mmweb" location='webapps/mmweb/'/> <War context="/ mmweb_dev" location='webapps/mmweb_dev//> <War context="/" location="webapps/OSMWebServices.war"/> ... c. ブラウザで「http://<server>:8580/mmweb_dev/」と入力して、Web アプリケーションをテストします。たとえば、http://localhost:8580/mmweb_dev/ と入力します。
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4. ログイン認証: Web クライアントのログイン認証は、<Creo Elements/Direct Manager Server installation directory>\webapps\mmweb\WEB-INF ディレクトリにある web.xml ファイルで設定します。次のいずれかの認証タイプを指定できます。
◦ 基本認証 - ログインするには、ユーザ名とパスワードを指定する必要があります。
◦ フォームベースの認証 - ログインするには、編集可能なフォームに入力してサブミットする必要があります。
デフォルトでは、基本認証が有効になります。以下に例を示します。
<!-- basic authentication -->
<login-config>
<auth-method>BASIC</auth-method>
<realm-name>osmRealm</realm-name>
</login-config>
<!-- forms authentication -->
<!--
<login-config>
<auth-method>FORM</auth-method>
<realm-name>osmRealm</realm-name>
<form-login-config>
<form-login-page>/login.jsp</form-login-page>
<form-error-page>/error.jsp</form-error-page>
</form-login-config>
/login-config>
<login-config>
<auth-method>BASIC</auth-method>
<realm-name>osmRealm</realm-name>
</login-config>
<!-- forms authentication -->
<!--
<login-config>
<auth-method>FORM</auth-method>
<realm-name>osmRealm</realm-name>
<form-login-config>
<form-login-page>/login.jsp</form-login-page>
<form-error-page>/error.jsp</form-error-page>
</form-login-config>
/login-config>
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一度に 1 つの認証タイプのみを有効にできます。
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5. その他の機能: Web クライアントは、Creo Elements/Direct Manager Web サービスを使用して、データベースと通信します。利用可能な Web サービスには、強力かつ効率的なクエリ機能や、いくつかの更新機能があります。さらに、Web サービスはカスタム Java メソッドで簡単に拡張することができます。詳細については、「Web サービスのカスタマイズ」を参照してください。Web クライアントはこれらの拡張を使用して、利用可能な機能を拡張することができます。例については、Web ページへの Reserve ボタンの追加を参照してください。