パッケージおよびインストール プロセスへの統合
カスタマイズに、Creo Elements/Direct Model Manager とともにインストールする必要のあるモジュールが含まれている場合、それらのインストールを Creo Elements/Direct Model Manager インストーラに統合できます。
nsi スクリプトを記述して、mmbuild.nsi ファイルに含めることができます。モジュールのインストールに必要なすべての処理を、このスクリプトで行うことができます。複数の独立したモジュールのインストール スクリプトを含めることが可能です。nsi スクリプトは、変数宣言、インストール セクション、アンインストール セクション、および機能セクションに含めることができます。
ソフトウェア配布サーバをインストール済みで、最初に mmbuild.bat を実行する場合は、Creo Elements/Direct Manager Server のインストールによって次のディレクトリ構造が作成されています。
mm_modules
• install: モジュールのインストールに必要な nsi スクリプトが含まれます。Creo Elements/Direct Model Manager のインストールの後に組み込まれます。
• tools: インストールのほかの部分で使用される機能を定義する nsi スクリプトが含まれます。
• uninstall: モジュールのインストールに必要な nsi スクリプトが含まれます。Creo Elements/Direct Model Manager のアンインストールの後に組み込まれます。
• variables: mmbuild nsi ファイルに Creo Elements/Direct Model Manager の変数を定義した後に作成される変数を持った nsi スクリプトが含まれます。
nsi スクリプトを mmbuild.nsi ファイルに含めるには、該当するサブディレクトリに nsh ファイルをコピーしてください。たとえば、拡張子が nsh のファイルを install サブディレクトリに追加することで、mmbuild.nsi のインストールセクションにカスタム nsi スクリプトを組み込むことができます。
これらの変更による更新は、Creo Elements/Direct Model Manager ディレクトリに書き込まれます。その後、新規 jar ファイルおよびカスタマイズが Creo Elements/Direct Model Manager で使用可能になります。また、異なる PRODUCT_CODE および PRODUCT_NAME で Java を呼び出すことによって、別の製品を起動させることもできます。これらの変更については、.bat ファイルを参照してください。