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編集ファイルの保管
「編集ファイルの保存」を使用すると、保存パフォーマンスが向上します。Creo Elements/Direct Modeling で大規模な構造での作業中にモデルに小さな変更のみを行った場合は、「編集ファイルの保存」を使用してください。
「編集ファイルの保存」では、現在の Creo Elements/Direct Modeling セッションでの新しい項目または修正した項目のみが保存されます。Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では、現在の Creo Elements/Direct Modeling セッションのモデルおよびアセンブリのステータスと、データベースにすでに格納されているバージョンとを比較して、保管する項目を自動的に判断します。この方法では、すでにデータベースに存在する複雑な構造を活用できます。たとえば、新規の親アセンブリに修正していないサブアセンブリが含まれるような場合、親アセンブリだけを保存できます。
「3D 保存」とは異なり、「編集ファイルの保存」でサブアセンブリを新しいバージョンとして保存する場合は、その親が新しいバージョンとして保存されるわけではありません。「編集ファイルの保存」を実行した後は、Creo Elements/Direct Modeling 内の構造とデータベース内の「保存時の状態でロード」構造とが一致しなくなるため、Creo Elements/Direct Modeling は親を編集済みと認識します。
編集ファイルの保管方法
1. Creo Elements/Direct Modeling で、「ファイル」 > 「Model Manager」 > 「編集ファイルの保存」の順にクリックします。あるいは、モデルまたはアセンブリを右クリックし、「編集ファイルの保存」を選択します。「保存」ダイアログボックスが開きます。
2. 「保存」ダイアログボックスには、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 によって Creo Elements/Direct Modeling セッション中に追加または修正された項目のみが表示されます。「3D 保存」と同様に、次の操作を実行できます。
保存する項目ごとに、保存タイプを選択します。
「検索」「フィルタ」、列ヘッダを使用して、パーツやアセンブリの表示のソート、表示、フィルタリングができます。
個々の項目のメジャーリビジョンまたはマイナーリビジョンを変更したり、変更記事を追加したりできます。
3. 「保存」をクリックします。
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ほかのデータベースのデータを利用しながら「編集ファイルの保存」を使用する場合は、「ステータス再表示」をクリックしてください。Creo Elements/Direct Modeling 構造一覧には、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 データベース内のモデルの現在の正確な情報が表示されます。
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