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モデルの命名
モデルに正しく名前を付けて、データベース内のモデルの検索を容易にし、データを数多くのアセンブリ間で再利用できるようにすることが重要です。モデルは、インスタンス名 (構造一覧に表示されるコンテキスト名) とモデル名 (正式なモデル ID) の 2 種類の名前を持ちます。
インスタンス名 - Creo Elements/Direct Modeling 構造一覧では、各アセンブリに即したインスタンス名が表示されます。同一のモデルであっても、別のアセンブリまたはサブアセンブリ内では、異なるインスタンス名となる場合があります。たとえば、同一のボルトのインスタンス名が、あるアセンブリ内では「下部ボルト」、別のアセンブリ内では「上部ボルト」となる場合があります。Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は、「最近使ったリスト」「構造」列にインスタンス名を表示します。
管理者が許可している場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 ではドット (".") に続くインスタンス名を省略できます。たとえば、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 では共有パーツ bolt.1bolt.2 を単に bolt として保存できるので、データベース内で簡単にモデルを検索できます。
モデル名 - Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は、インスタンス名からデフォルトのモデル名を作成します。モデル名が正式なモデル番号とみなされる場合もあります。Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は、「最近使ったリスト」「名前」列にモデル名を表示します。
モデル名は一意でなければなりません。データベース内で重複が検出された場合、Creo Elements/Direct 「Model Manager」 はユーザに対して、新しいモデルの名前を変更するよう要求します。モデルはデータベース内に 1 つしか存在しないものの、複数の親アセンブリから参照されるため、モデル名によって、インスタンス名が異なっても明確に識別できるようになっています。たとえば、001-234 というモデル名のモデルがあるとします。このモデルはデータベース内に 1 つしか存在しませんが、このモデルを参照するインスタンス名 (bottom bolttop boltside bolt) は、アセンブリ間で異なります。
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 は、デフォルトの部品名をモデル名から作成します。部品名とモデル名はいずれも変更でき、名前を変更した場合でも両者の関連は保持されます。
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モデルを Creo Elements/Direct 「Model Manager」 データベースに追加する前にモデル名を変更する場合は、Creo Elements/Direct Modeling の構造一覧で変更します。「詳細」ビューを開き、「モデル名」に新しい名前を入力します。これは、共有パーツの場合に特に役立ちます。
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 はインスタンス名から名前を生成する代わりに、この名前を使用します。
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