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スペースの追加
タッチアップ処理命令を使用して、文書にスペースを追加できます。
「ハードスペース (改行不可)」 (Hard (Unbreakable) タッチアップ処理命令は、単語間スペースでの改行を禁止します。このコマンドは、名前や日付を表示する際の、頭文字で表記した名前と名字との間や、月と日、日と年の間に使用できます。名前や日付などの文字列が、改行で区切られないようにするのです。これは _hardspace アイコンで示されます。
ハードスペース (改行不可) を追加するには:
1. 改行を禁止する、つまりハードスペースに変更する場所にカーソルを置きます。
2. 「書式」 > 「タッチアップ」 > 「ハードスペース (改行不可)」を選択します。
または、Arbortext Editor コマンドラインに「insert_tag _hardspace」と入力します。
「単語間スペース (改行可)」 (Interword (Breakable)) は、略語に付くピリオドに使用できます。ピリオドが行の末尾にきた場合はスペースの必要がないからです。これは _interwordspace アイコンで示されます。
単語間スペース (改行可) を追加するには:
1. このスペースにする場所にカーソルを置きます。
2. 「書式」 > 「タッチアップ」 > 「単語間スペース (改行可)」を選択します。
または、Arbortext Editor コマンドラインに「insert_tag _interword-space」と入力します。
「文末スペース」タッチアップ処理命令は、文末に可変長スペースを配置して、次の文が新しい行から始まるようにします。これは _eos-space アイコンで示されます。
文末スペースを追加するには:
1. 行の最後にする文章の一番最後にカーソルを置きます。
2. Arbortext Editor コマンドラインに「insert_tag _eos-space」と入力します。
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_eos-spacePTC APP エンジンではサポートされていません。
「指定水平スペース」タッチアップ処理命令は、カーソル位置に指定した量のスペースを設けます。これは _kern アイコンで示されます。
指定水平スペースを追加するには:
1. 水平スペースを設ける場所にカーソルを置きます。
2. 「書式」 > 「タッチアップ」 > 「指定水平スペース」を選択します。「指定水平スペース」ダイアログボックスが開きます。
または、Arbortext Editor コマンドラインに「insert_tag _kern」と入力し、Ctrl + D キーを使用して「指定水平スペース」ダイアログを開きます。
3. 「量」ボックスに、スペースの量と 表示単位を入力します。
インチ (0.4in)、ポイント (3pt)、パイカ (2pi)、センチメートル (0.5cm)、ミリメートル (20mm)、em スペース (2em) など、省略形の測定単位を使用して、数量を指定します。
4. 「OK」をクリックします。
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文書を RTF に発行している場合、この処理命令によってシングルスペース文字が出力されます。これは Microsoft Word の制限です。