文書とスタイルシートの関連付け
スタイルシート関連付け処理命令によって、特定の出力用の特定のスタイルシートに文書がリンクされます。さまざまなスタイルシートをさまざまな目的で割り当てることができます。たとえば、1 つの文書で、XSL-FO スタイルシートを印刷と PDF の発行に、FOSI をエディタ表示に、XSLT スタイルシートを HTML 出力の生成だけに使用するように割り当てることができます。この
処理命令は対象文書に保存され、その文書のデフォルト設定より優先されます。
出力タイプに適したスタイルシートを使用する必要があります。一部の
スタイルシートは、特定の出力タイプで使用するように設計されています。また、その使用を制限する
スタイルシート ID 処理命令が指定されているスタイルシートもあります。
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XSL スタイルシートは、Arbortext Editor インストールフォルダ、または APTCUSTOM または APTAPPLICATION フォルダのいずれかに保存する必要があります。
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スタイルシートを文書と関連付けるには:
1. Arbortext Editor で、関連付けを追加する文書を開きます。 > を選択して、「スタイルシートの選択」ダイアログボックスを開きます。
2. スタイルシートを関連付けるメディアタイプを選択します。文書には、メディアタイプごとに 1 つのスタイルシートだけを関連付けることができます。
◦ 「エディタ/デフォルト」 - Arbortext Editor での文書表示を制御します。
◦ 「印刷/PDF」 - 印刷および PDF への発行を制御します。
◦ 「HTML ヘルプ」 - HTML ヘルプの発行を制御します。
◦ 「Web」 - フレームセットのある Web 文書を制御します。
◦ 「RTF」 - RTF 出力の発行を制御します。
◦ 「EPUB」 - EPUB 対応 HTML 出力の発行を制御します。
Arbortext Publishing Engine を使用していない場合は、選択したスタイルシートのパスとファイル名、または URL が表示されます。スタイルシートファイル名の先頭に (pe) が付いている場合、そのスタイルシートは Arbortext PE サーバーに配置されており、パスは表示されません。どちらの場合でも、URL で指定したスタイルシートは表示されます。
リストにスタイルシートを追加するには、「追加」ボタンをクリックして、以下のいずれかの操作を行います。
◦ Arbortext Publishing Engine を使用せずに発行する場合は、「スタイルシート選択の修正」ファイルブラウザが開きます。スタイルシートのパスとファイル名または URL を入力して、そのスタイルシートをリストに追加します。
5. 「関連付けの追加」ボタンをクリックします。
6. 「OK」をクリックして、スタイルシート関連付け処理命令を挿入し、ダイアログボックスを閉じます。
7. 手順 2 へ戻り、ほかの出力タイプについてスタイルシートの関連付けを追加します。出力タイプごとに 1 つのスタイルシート関連付けを格納できます。
8. スタイルシートの関連付けを保存するには、文書を保存する必要があります。
Arbortext Publishing Engine を使用して発行をしており、パスで指定したスタイルシート関連付けが文書に含まれている場合は、Arbortext Publishing Engine により、Arbortext PE サーバー上で同じ名前のスタイルシートが検出されます。スタイルシートのパスは無視され、スタイルシート名のみを使用して一致するスタイルシートが決定されます。Arbortext Publishing Engine を使用している場合は、以下のツールで、使用可能なスタイルシートを確認できます。
• > - 発行処理時に使用している Arbortext PE Request Manager についての情報が表示されます。Arbortext Publishing Engine サーバーから返されるレポートには、ホストプラットフォーム、ライセンス、Arbortext PE サーバー、Arbortext PE サブプロセスのビルドおよびバージョンに関する情報が含まれています。このレポートには、文書型、スタイルシート、フレームセット、および発行設定も示されます。
• > > -
「パブリッシング設定を PE と比較」ダイアログボックスを開きます。
Arbortext Editor クライアント上の発行設定と、
Arbortext PE サーバー上の発行設定を比較するレポートを生成できます。返される発行設定比較レポートにはクライアントとサーバーの発行環境の違いが記述されています。この情報は PTC テクニカルサポートが問題を診断するのに役立ちます。