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DITA マップツールバー
「DITA マップ」ツールバーには、DITA マップの階層内でトピック参照やその他のエレメントを移動するためのボタンが表示されます。このツールバーを使用できるのは、DITA マップを編集するときだけです。デフォルトでは、ウィンドウの右側にドックされますが、このツールバーをウィンドウの別の部分にドックしたり、フローティングツールバーとして使用したりできます。
操作対象となるエレメントは、現在の文書ビューによって異なります。
列ビュー - 現在選択されているエレメント、カーソルが置かれているエレメント、またはカーソルのすぐ上にあるエレメント (カーソルがライン上に配置されている場合) が操作対象となります。
編集ビュー - 現在選択されているエレメント、カーソルが置かれているエレメント、カーソルの直前にあるエレメントが操作対象となります。
文書マップ - 現在選択されているエレメント、またはカーソルと同じ行にあるエレメントが操作対象となります。
選択したエレメントに子エレメントが関連付けられている場合は、それらすべての階層部分が選択され、移動されます。子エレメントを持つエレメントのレベルを上げたり下げたりすると、子エレメントも変換されます。
エレメントが許可されていない場所へ、マップ階層内のエレメントのレベルを上または下に移動しようとすると、Arbortext Editor はそのエレメントと子エレメントをその場所で正当なエレメントに変換しようとします。たとえば、DITA BookMap 内の章エレメントを付録エレメントの下に移動しようとすると、Arbortext Editor はその章を付録に変換します。エレメントのレベルを上げたり下げたりしようとすると、マップ階層内におけるエレメントの場所も変更されます。
次の表に、「DITA マップ」ツールバーのボタンとその説明を示します。
「DITA マップ」ツールバーのボタン
ボタン
説明
エレメントのレベルを上げる。このボタンをクリックすると、マップ階層内で、選択したエレメントのレベルが高くなります。
エレメントのレベルを下げる。このボタンをクリックすると、マップ階層内で、選択したエレメントのレベルが低くなります。
エレメントを上に移動する。このボタンをクリックすると、選択したエレメントがマップ階層の上位に移動します。
エレメントを下に移動する。このボタンをクリックすると、選択したエレメントがマップ階層の下位に移動します。
DITA マップ内のエレメント変換は、文書型設定 (.dcf) ファイルで制御されます。