新規部品または既存の部品にプラント特有の機能データオブジェクトを作成できます。プリファレンス「プラント特有の機能データを自動的に作成」に設定されている値に基づいて、プラント特有の機能データオブジェクトは、部品を作成する際に自動的に作成されるか、既存の部品にロードファイルを使用して作成されます。ロードファイルの使用方法については、ローダーを使用したエンタープライズデータオブジェクトとプラント特有の機能データオブジェクトの作成を参照してください。

プラント特有の機能データオブジェクトは Windchill の「プラント特有の機能データ」オブジェクトタイプに属します。このタイプの下に、在庫や調達など、プラントの機能に関連するサブタイプを作成できます。部品に作成されるプラント特有の機能データオブジェクトのサブタイプは、次のプリファレンスに設定されている値によって異なります。

製造ビュー内のある製造メーカー部品にプラント特有の機能データオブジェクトを作成するとしましょう。これらのプリファレンスの設定に基づいて、プリファレンス「エンタープライズデータのプラント特有の機能データのタイプ」と「部品タイプのプラント特有の機能データのタイプ」に共通するタイプのプラント特有の機能データオブジェクトが、関連するビュー特有のエンタープライズデータである vsed2 と、関連する部品タイプである Manufacturer part に作成されます。この結果、プラント特有の機能データオブジェクト pfd4 と pfd6 が作成されます。