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SolidWorks でアプリケーションデータを作成するための変数 PTC_WGM_ROOT のフォルダ場所の定義
SolidWorks Worker を Windows XP x64 (64 ビット) プラットフォームの "GS Worker Daemon" サービスから起動すると、ファイル同期化が機能しない場合があります。この問題は、SolidWorks 2009、2010 x64、およびそれ以降のエディションに影響することが確認されています。この設定上の問題には、PTC_WGM_ROOT に対する SYSTEM レベルの環境変数を追加することで、修正後の PTC_WGM_ROOT の場所を設定することで対処できます。
1. SolidWorks がすでにインストールされている Worker のターゲットマシンに、Creo View アダプタと Windchill Workgroup Manager をインストールします。
2. システムレベルの環境変数 PTC_WGM_ROOT を、必要なフォルダ場所 (つまり Windchill Workgroup Manager アプリケーションレジストリの作成場所。C:\PTC\WGM など) に設定します。
3. Windchill Workgroup Manager クライアントを実行し、SolidWorks を登録して、Windchill Workgroup Manager クライアントを閉じます。
4. システムレベルの環境変数 PRO_MACHINE_TYPE=x86e_win64 を設定します。
5. マシンを再起動します。
6. "GS Worker Daemon" を Windows サービスとして設定します (ローカル SYSTEM アカウントとしてログオンし、「デスクトップとの対話をサービスに許可」がオンになった状態の SolidWorksのみ)。
問題が残ったままの場合、この問題は GS Worker Daemon サービスから起動したファイル同期化の有効な Worker のみに影響します。次のいずれかを実行します。
wvs.propertiespublish.cadconvert.<AuthoringApplication> プロパティから引数 "useworkerdownload" とその値を除去することで、Windchill サーバー上でファイル同期化を無効にします (xconfmanager コマンドを使用するか、site.xconf を編集して "xconfmanager -p" で適用)。
GS Worker Daemon サービスを停止し、コマンド <PV_Adapters>\i486_nt\obj\WorkerDaemon を使用して、Worker マシンのフォアグラウンドログインセッションでこのサービスを手動で起動します。これにより、デフォルトのポート 601 と通信するデーモンが起動します。これを別のポート上で起動するには、必要なポートを唯一の引数としてコマンドに追加します (例: <PV_Adapters>\i486_nt\obj\WorkerDaemon 602)。