バージョン 9.0 より前の Windchill では、iPart ファクトリはサポートされていませんでした。iPart とそのメンバーを Windchill にチェックインすることはできましたが、これらは相関関係のない個別の CAD ドキュメントとして格納されていました (つまり、Windchill ではどのモデルに iPart ファクトリが含まれており、そのメンバーがどれであるかや、どのメンバーが iPart と関連しているかは認識できませんでした)。

したがって、Windchill 9.0 にアップグレードする前にチェックインした iPart ファクトリを含むモデルを Autodesk Inventor で修正すると、保存されたジェネリックは修正済みとして表示され、インスタンスはワークスペース内で新規として表示されます。

移行後に iPart のジェネリックとそのインスタンスを Windchill 9.0 でチェックインしようとすると、アップロード時にコンフリクトが発生し、新しいインスタンスにはすでにチェックインしているスタンドアロンの iPart メンバーの CAD ドキュメントとのネーミングコンフリクトが発生していることが示されます。このコンフリクトを解決するには、インスタンスを選択し、ワークスペースで「更新」操作を選択し、ローカルで修正されたコンテンツを再使用するオプションを選択する必要があります。その後はネーミングコンフリクトを発生させずにオブジェクトをチェックインできるようになります。オブジェクトをチェックインすると、以下の結果が生じます。