WVS ジョブモニター
「WVS ジョブモニター」では、さまざまなタイプの WVS ジョブのステータスを表示して管理できます。ジョブモニターにアクセスするには、
「クイックリンク」または
「製品表現/アノテーション」テーブルから
「WVS ジョブモニター」アイコン
を選択するか、
「ユーティリティ」ページの
「ビジネス管理」セクションで
「WVS ジョブモニター」を選択します。
「WVS ジョブモニター」の情報は読み取り専用です。
| 表示されるジョブのリストはユーザーまたは管理者のコンテキストレベルによって異なります。たとえば、ユーザーにはそのユーザーがサブミットしたジョブの詳細だけが表示されるのに対し、製品管理者には「ユーティリティ」ページから「WVS ジョブモニター」を起動したときに開いていた製品のジョブのみが表示されます。 |
ジョブサマリー
「WVS ジョブモニター」ウィンドウの上部セクションは「ジョブサマリー」で、ここではソート可能なジョブの一覧が表示されます。下の「ジョブの詳細」には、ハイライトされているジョブの詳細が表示されます。リスト内の情報は読み取り専用です。
「ジョブサマリー」表示枠には、複数のオプションがあります。
• 「WVS ジョブモニター」上部のドロップダウンリストを使用して、「ジョブサマリー」に表示するジョブの種類を管理できます。「- ビューを選択 -」ドロップダウンリストには、複数の表示オプションがあります。
◦ 「すべて」
◦ 「実行中ジョブ」
◦ 「失敗したジョブ」
◦ 「干渉検知ジョブ」
◦ 「My ジョブ」
◦ 「印刷ジョブ」
◦ 「パブリッシングジョブ」
◦ 「実行可能なジョブ」
◦ 「成功したジョブ」
• 「自動再表示をオン」をクリックしてリストを最新の状態に保つか、
「すべてのジョブを再表示」 アイコンをクリックして 1 回更新することができます。
• ジョブの横のチェックボックスをオンにして、
「削除」 アイコンをクリックすると、ジョブを削除できます。パブリッシングジョブの記録のみが削除され、ジョブによって作成された製品表現には影響しません。
• 「操作」ドロップダウンリストからその他の「WVS ジョブモニター」機能にアクセスできます。
◦ 「すべてのジョブを再表示」、「自動再表示をオン」、「削除」については前述しました。
◦ 「再サブミット」を使用すると、完了したジョブを再サブミットして再パブリッシングできます。この機能を実行するには、再パブリッシングするジョブの横のチェックボックスをオンにして、「再サブミット」をクリックします。
| 「再サブミット」は、「成功」または「失敗」ジョブに対してのみ実行できます。「実行中」または「準備完了」状態のジョブは再サブミットできません。 |
◦ 「パブリッシングを禁止」機能を使用すると、指定したジョブのパブリッシングを "ブロック" できます。この機能を実行するには、パブリッシングを禁止するジョブの横のチェックボックスをオンにして、「パブリッシングを禁止」をクリックします。この機能を使用する場合は、複数のパラメータに留意する必要があります。
▪ 管理者は、「ユーザー」タイプと「デモ」タイプのジョブのパブリッシングを禁止できます。
▪ 禁止されるジョブはパブリッシングジョブである必要があります。
▪ 失敗したジョブと成功したジョブのパブリッシングを禁止できます。準備完了状態と実行中状態のジョブについては、「パブリッシングを禁止」を実行できません。
▪ 「干渉検知」ジョブは禁止できません。
▪ 禁止されるジョブは CAD ドキュメントまたは WTPart であるか、CAD ドキュメントまたは WTPart に関連付けられている必要があります。
| 「操作」メニューの管理機能 - 「パブリッシングを禁止」、「ジョブの統計」、「パブリッシング制御およびサムネイル制御」- これらは、 > > を使用して「WVS ジョブモニター」にアクセスした場合のみ使用できます。「クイックリンク」を使用して「WVS ジョブモニター」にアクセスした場合、これらの機能は表示されません。 |
◦ 「ジョブの統計」機能には、このメニューエントリをクリックすることでアクセスできます。この機能の完全な説明については、
WVS ジョブの統計を参照してください。
◦ 同様に、
「パブリッシング制御およびサムネイル制御」機能には、このメニューエントリをクリックすることでアクセスできます。この機能の詳細については、
パブリッシングおよびサムネイルの制御を参照してください。
| 「操作」メニューの「パブリッシングを禁止」、「ジョブの統計」、「パブリッシング制御およびサムネイル制御」オプションは、「ユーティリティ」ページから「WVS ジョブモニター」にアクセスした場合にのみ表示されます。 |
• 「ジョブのログをサーチ」機能を使用すると、
「ジョブサマリー」に現在表示されているジョブのジョブログのコンテンツをサーチできます。ジョブログ内の統計やテキスト文字列などのコンテンツをサーチできます。
アイコンの横のフィールドにサーチ詳細内容を入力して、
Enter キーを押します。
「ジョブサマリー」が再表示され、指定した基準にログが一致するジョブのみのリストが表示されます。
• ジョブ名やジョブを開始したユーザーなど、特定の詳細情報を
「テーブルでサーチ」フィールドに入力して、ジョブのリストを検索することができます。
アイコンの横のサーチフィールド内をクリックし、サーチするテキストを入力して、
Enter キーを押します。
• 「テーブル表示オプション」 を
「選択したオブジェクトのみを表示」に設定し、横にあるチェックボックスをオンにして選択したジョブのみを表示できます。
次の表では、「ジョブサマリー」テーブルに表示されるフィールドについて説明します。
「ジョブサマリー」フィールドの説明 |
フィールド | 説明 |
位置 | 待機中のジョブのキューにおけるジョブの位置。ジョブの実行が開始されると、カラムは空白になります。 | 複数のパブリッシャキューが設定されている場合、同時に複数のジョブが実行されることがあります。 |
|
キュー | このフィールドは、ジョブおよび使用しているキューの優先度を示します。優先度は、H (高)、M (中)、L (低) で表され、この後にユーザー指定のキュー名が表示されます。 ジョブの優先度については、次の点に注意してください。 • 待機中のジョブの場合は、優先度のみが表示されます。 • 実行中のジョブの場合は、優先度と実行中のパブリッシングキューの番号の両方が表示されます。 • 完了したジョブについては、優先度およびそのジョブで使用したキューが両方とも表示されます。 |
ジョブ | システムによって割り当てられたパブリッシングジョブの番号。 |
ジョブステータス | ジョブのステータス。 • JOB READY - 待機キュー内 • JOB EXECUTING - 処理中 • JOB SUCCESSFUL • JOB FAILED |
番号 | CAD ドキュメント、部品、ダイナミックドキュメント、またはドキュメントの番号。 |
名前 | CAD ドキュメント、部品、ダイナミックドキュメント、またはドキュメントの名前。 |
バージョン | CAD ドキュメント、部品、ダイナミックドキュメント、またはドキュメントのバージョン。 |
コンテキスト | CAD ドキュメント、部品、ダイナミックドキュメント、またはドキュメントが保存されるコンテキスト。 |
ユーザー | ジョブをサブミットしたユーザーの名前。 |
ポストジョブ | 特定の行のジョブが終了した時点でジョブが実行されることを示します。「干渉検出」で、干渉検出の前に再パブリッシングするように指定した場合、パブリッシングジョブがサブミットされると、干渉検出ジョブがパブリッシングジョブの「ポストジョブ」になります。 |
ジョブの時間 (オプション) | ジョブのサブミット時間、ジョブの開始時間、ジョブの終了時間の列が表示されます。 表示するには、以下の wvs.properties エントリを true に変更した後、メソッドサーバーをもう一度アクティブにします。 wvs.showjobtimecolumns.jobmonitor |
ジョブの詳細
「WVS ジョブモニター」ウィンドウの下のセクションは「ジョブの詳細」表示枠です。この表示枠では、「ジョブサマリー」表示枠で選択されたジョブの詳細が表示されます。
ジョブの詳細を表示するには、「ジョブサマリー」表示枠で目的のジョブの行の任意の場所をクリックします。
ジョブが選択されると、「ジョブの詳細」表示枠に選択したジョブのデータが (該当あれば製品表現も) 追加されます。
「ジョブの詳細」表示枠には、3 つのボタンがあります。
• 「再表示」をクリックすると、「ジョブの詳細」表示枠にデータが再読み込みされて再表示されます。
• 「自動再表示をオン」をクリックすると、「ジョブの詳細」表示枠が最新の状態に保たれます。
• 「ジョブのログを保存」をクリックすると、現在のジョブの詳細が保存されます。このデータは HTML ファイルとして保存されます。ファイルを開いてコンテンツを表示したり、自分のコンピュータのデフォルトの保存場所に保存することができます。
次の表では、「ジョブの詳細」表示枠に表示されるフィールドについて説明します。
「ジョブの詳細」フィールドの説明 |
フィールド | 説明 |
キュー名 | このフィールドは、ジョブおよび使用しているキューの優先度を示します。優先度は、H (高)、M (中)、L (低) で表され、この後にユーザー指定のキュー名が表示されます。 ジョブの優先度については、次の点に注意してください。 • 待機中のジョブの場合は、優先度のみが表示されます。 • 実行中のジョブの場合は、優先度と実行中のパブリッシングキューの番号の両方が表示されます。 • 完了したジョブについては、優先度およびそのジョブで使用したキューが両方とも表示されます。 |
ジョブ | システムによって割り当てられたパブリッシングジョブの番号です。 |
ジョブのタイプ | ジョブのタイプ。タイプには、「印刷ジョブ」、「パブリッシングジョブ」、「干渉検知ジョブ」などが含まれます。 |
ジョブソース | ジョブの開始方法。オプションは、「手動」、「チェックイン」、「スケジュール」、「不明」です。 |
番号 | 部品またはドキュメントの番号。 |
名前 | 部品またはドキュメントの名前。 |
ユーザー | ジョブをサブミットしたユーザーの名前。 |
バージョン | 部品またはドキュメントのバージョン (例: A.1)。 |
ジョブサブミット済み | ジョブがサブミットされた日付と時刻。 |
ジョブ開始 | ジョブが開始された日付と時刻。 |
ジョブ終了 | ジョブが完了した日付と時刻。 |
ジョブステータス | 「ジョブ実行中」、「ジョブ完了」などジョブのステータス。 |
コンテキスト | 部品やドキュメントが保存されるコンテキスト。 |
説明 | ジョブのログが表示され、すべてのシステムアクティビティが時系列でリストされます。 |
次回にメソッドサーバーが起動するまで変更はありません。