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不具合のソフトウェアビルドへの自動関連付け
Windchill Integrations for Embedded Software では、ソフトウェアビルドでレポートされた、またはソフトウェアビルドにサブミットされた不具合の自動関連付けを行うことができます。IntegrityDefectsBugzillaAtlassian JIRA などの不具合トラッキングアダプタは自動関連付け処理で照会される製品またはプロジェクト用に設定されます。照会で不具合トラッキングシステムから返された不具合が、Windchill Integrations for Embedded Software で不具合オブジェクトに関連付けられていない場合、不具合はソフトウェアビルドに関連付けられます。また、Windchill Integrations for Embedded Software で不具合の状態が更新された場合は、不具合トラッキングシステムで、関連付けられているリモート不具合の状態が自動的に更新されます。
不具合のソフトウェアビルドとの自動関連付けを有効にするには、次のようにします。
ソフトウェア不具合の情報ページに表示される「関連付けられた不具合」テーブルの操作メニューで、「不具合の関連付けを更新」をクリックします。
AutoAssociateDefectToBuildWindchill Integration for Software Build Tools コマンドの使用
自動関連付けプロセスを正常動作させるためには、Build Label 属性がリモート不具合トラッキングシステムのバージョンフィールドで指定された値と一致していなければなりません。たとえば、JIRA の場合、Build Label 属性は JIRA の Affected Version または Fixed Version の値のいずれかと一致させる必要があります。自動関連付けは、次の場合に発生します。
リモート不具合の Affected Version の値がビルドオブジェクトの Build Label 属性と一致する場合。このような不具合は「報告されたビルド」が関連付けタイプになっている Windchill Integrations for Embedded Software のビルドに自動的に関連付けられます。
リモート不具合の Fixed Version の値がビルドオブジェクトの Build Label 属性と一致する場合。このような不具合は「サブミット先」が関連付けタイプになっている Windchill Integrations for Embedded Software のビルドに自動的に関連付けられます。
Integrity では、Affected Version および Fixed Version フィールドは既成では使用できません。
Integrity 管理者は、cf_affectedVersioncf_Fixed Version の両方について、新しいカスタマイズしたフィールドを追加する必要があります。
Windchill 管理者は、次のコード行を追加して、attributeMap.xml ファイルを更新する必要があります。
<DtsPdmMap type="String" dts="cf_FixVersion" pdm="FixVersion"/>
<DtsPdmMap type="String" dts="cf_AffectedVersion" pdm="AffectedVersion"/>
これらのフィールドの作成は、Integrity で生成された不具合を、Integrity DTS アダプタを使用してソフトウェアビルドに自動的に関連付ける場合に必要です。
Bugzilla では、Affected Version および Fixed Version フィールドは既成では使用できません。Integrity 管理者は、cf_affectedVersioncf_Fixed Version の両方について、新しいカスタマイズしたフィールドを追加する必要があります。
Bugzilla では、Fixed Version フィールドは使用できません。Bugzilla の管理者が新しいカスタマイズフィールドの cf_FixedVersionBugzilla に追加する必要があります。Windchill アドミニストレータは、attributeMap.xml ファイルに次のコード行を追加して更新する必要があります:
<DtsPdmMap jira="Fixversions" bugzilla="cf_FixedVersion" pdm="FixVersion" type="String" />