Windchill Quality Solutions: eMDR のフォローアップ
製品: Windchill、Windchill Quality Solutions、Windchill Customer Experience Management
「リリース」:11.0 M030
利点
この機能強化によって、ユーザーは FDA が改訂した eMDR HL7 の規格にこれまでよりも簡単に準拠可能になりました。
その他の詳細
2015 年 6 月に FDA が改訂した eMDR HL7 の規格に準拠するため、Windchill は以下の変更を実装しました。
• これまでは、オーストラリア、イスラエル、日本向けレポートにフォローアップを作成するには、「状態を設定」機能を使用するか、レポートに新しい決定を作成していました。現在は、レポート決定ページで「フォローアップの作成」操作を選択することで、これらのレポートにフォローアップを作成できます。
• これまでは、FDA eMDR レポート、Health Canada Vigilance レポート、European Vigilance レポートにフォローアップを作成するために「フォローアップの作成」操作を使用していましたが、この機能はわかりにくい場所にありました。「フォローアップの作成」操作がこれらのレポートのレポート決定ページから使用可能になったことで、この機能へのアクセスが簡単になりました。
• フォローアップレポートを作成する際、「追加情報認識日」フィールドに値が存在しない場合、このフィールドに現在の日付が自動的に取り込まれます。このフィールドに日付がすでに入力されている場合、その日付は変更されません。
• 新規作成されたフォローアップレポートのデフォルトの状態は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティの「カスタマーエクスペリエンス規制レポートの決定」タイプの「規制レポート決定のフォローアップの状態」属性によって制御されます。新規インストールの場合、この属性のデフォルトの状態は「決定」になります。アップデートまたはアップグレードの場合、デフォルトの状態は「作成」になります。
• 各規制レポートの分類ツリーに、新しい対処可能ノード「Previously Reported but not Reportable」が追加されました。送信してはならない以前のレポートを無効にする場合、このノードを選択します。
• 履歴生成レポートと監査証跡レポートにオブジェクト CERegulatoryReportSubmissionExternal が追加されました。これによって、監査証跡に提出日を取り込むことができます。
• 新規インストールでは、レポートの「報告義務あり」フィールドが「サブミット」に変わりました。
関連情報
詳細については、
フォローアップ規制レポートの作成を参照してください。