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相互運用性: 共有オブジェクトのスケジュールされた同期化
製品: Windchill PDMLinkWindchill ProjectLink
リリース: 11.0 F000
利点
スケジュールおよび指定されたユーザーのアクセス許可に基づいて、共有オブジェクトを自動的に同期化します。
その他の詳細
これまでは、プロジェクトメンバーが「プロジェクトを更新」操作を使用して、同期していない共有オブジェクトを手動で同期化する必要がありました。現在では、この操作を自動的に実行するようプロジェクトを設定できます。
「プロジェクトを作成」および「プロジェクトを編集」ウィンドウに次の 2 つの新しいフィールドが追加されました。
共有を同期化
「スケジュールされた同期化」- 共有オブジェクトを自動的に同期化します。
「手動同期化のみ」- 同期していない共有オブジェクトを手動でのみ同期化します。
同期化ユーザー
スケジュールされた同期化を実行するユーザーを選択します。デフォルトでは、これはプロジェクトオーナーです。
スケジュールされた同期化をサポートする新しいコンフィギュレーションオプションについては、相互運用性: プロジェクトでのスケジュールされた同期化の設定を参照してください。
スケジュールされた同期化
スケジュールされた同期化は、「同期化ユーザー」「プロジェクトを更新」操作を手動で完了するのと同じように動作します。したがって、「プロジェクトを更新」操作を使用するときに適用される規則が、スケジュールされた同期化にも適用されます。
自動同期化を有効にした場合でも、個々のユーザーは共有オブジェクトの手動同期化を実行できます。
スケジュールされた同期化は、プロジェクトが「実行中」状態の場合にだけ実行されます。
プロジェクトの「詳細」ページに次のフィールドが追加されました。
「同期化ユーザー」- スケジュールされた同期化を実行するユーザー。
共有を同期化
- スケジュールされた同期化が有効であるかどうかを示します。
「最後の自動同期」- スケジュールされた同期化を使用してプロジェクトが最後に同期化された日時。手動による更新はこのフィールドに影響しません。
デフォルトでは、同期化は毎日 2:00 A.M. に行われます。これはプロパティによって制御され、管理者が変更できます。
スケジュールされた同期化ジョブが失敗した場合、自動通知がプロジェクトマネージャに送信されます。
同期化ユーザー
ユーザーを選択するのは、適用されるアクセス許可を決定するためです。そのユーザーが必要なアクセス許可を持つオブジェクトだけが同期化されます。スケジュールされた同期化に含まれないオブジェクトであっても、適切なアクセス権があるユーザーが手動で更新できます。
このフィールドには、「プロジェクト同期化ユーザー」グループに追加されているユーザーが候補として表示されます。デフォルトでは、これはプロジェクトオーナーです。
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「プロジェクトテンプレートとして保存」または「新規プロジェクトとして保存」操作の実行時に同期化の選択が含まれます。
この機能はプログラムに対しては実行できません。
詳細については、共有オブジェクトの同期化を参照してください。