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一致する Windchill 部品を自動的に見つけるためのプリファレンスの設定
CAD ドキュメントの基本番号を使用して一致する Windchill 部品を自動的に見つけるように「自動関連付け」操作を設定できます。この動作を制御するには、2 つのサーバー側プリファレンスを設定します。
「操作」 > 「一般」 > 「基本番号の正規表現」
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この操作がどこで実行されるかは、このプリファレンスを使用する組織が決定します。
このプリファレンスの値を、「自動関連付け」操作によって使用される有効な定義式に設定して、CAD ドキュメントの番号から基本番号を抽出します。この基本番号が、一致する部品を見つけるために使用されます。
デフォルトの定義式 [^\_\.]* は、CAD ドキュメントの番号の先頭部分と一致する部品を探します。たとえば、CAD ドキュメントの番号が「00001234_SW001.PRT」であれば、「00001234」という番号の付いた部品を見つけようとします。
「操作」 > 「自動関連付け」 > 「基本番号を使用して部品を自動関連付けおよび作成」
このプリファレンスが「はい」に設定されていると、「自動関連付け」操作は「基本番号の正規表現」プリファレンスの定義式を使用して、一致する部品を見つけます。定義式が無効であれば、失敗を回避するために処理は無視されます。「いいえ」 (デフォルト) に設定されていると、一致する部品を見つけるために追加のロジックは使用されません。
一致する部品のサーチ順序
「基本番号を使用して部品を自動関連付けおよび作成」「はい」に設定されていると、「自動関連付け」は次の優先順位を使用して、部品をサーチします。
1. 「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンス (定義されている場合) に基づいて、一致する部品をサーチします。
2. サーバー側プリファレンスの「自動関連付け時に番号からファイル拡張子を切り捨て」の値に基づいて、CAD ドキュメントの番号 (ファイル拡張子の有無に関係なく) と完全に一致する部品をサーチします。
3. CAD ドキュメントの基本番号を使用して、一致する部品をサーチします。これを行うには、「基本番号の正規表現」プリファレンスで設定されている定義式を CAD ドキュメントに適用します。以下のいずれかの結果が返されます。
a. 定義式が何も返さない場合は、一致する部品が見つからないことを意味します。新しい Windchill 部品を作成します (許可されている場合)。
b. 定義式が無効であれば、警告が表示されます。
上記のどれにも該当しない場合に、新しい Windchill 部品を作成する必要がある場合、「自動関連付け」は、次の表に示す「部品作成に自動番号を適用」プリファレンスの値と部品の OIR 制約タイプに基づいて次のスキームを使用します。
プリファレンス値
部品の OIR 制約タイプ
動作
「はい」
不変
次の優先順位に従って OIR を使用して部品を作成し、ユーザー入力を無視します。
1. ファイル拡張子付き/なしの CAD ドキュメント番号によって暗黙的に定義、コンフリクトなし、自動番号付けされた部品を作成。
2. 「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンスを使用して明示的に定義、コンフリクトなし、自動番号付けされた部品を作成。
「いいえ」
不変
次の優先順位に従ってユーザー入力を使用して部品を作成します。
1. CAD ドキュメント番号によって暗黙的に定義 (拡張子をドロップまたは正規表現を使用)、コンフリクトなし、自動番号付けされた部品を作成
2. 「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンスを使用して明示的に定義、オーバーライド可能なコンフリクト、自動番号付けを使用して作成または関連付けなしでチェックイン。
「はい」
編集可能
次の優先順位に従って OIR を使用して部品を作成し、ユーザー入力を無視します。
1. CAD ドキュメント番号 (拡張子をドロップまたは正規表現を使用) によって黙示、コンフリクトなし。
2. 「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンスを使用して明示的に定義、コンフリクトなし、パラメータ値を使用して作成。
「いいえ」
番号の OIR はない、または編集可能
次の優先順位に従ってユーザー入力を使用して部品を作成します。
1. 「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンスを使用して明示的に定義。
2. 「基本番号を使用して部品を自動関連付けおよび作成」プリファレンスを「はい」に設定すると、以下の規則に従って基本番号を使用します。
a. 正規表現で有効な値が返される場合は、その値を使用します。
b. その他の場合は、ファイル拡張子付き/なしの CAD ドキュメントの番号が使用されます。
複数の CAD ドキュメントの同じ Windchill 部品への自動関連付け
複数の CAD ドキュメントを同時に選択し、同じ Windchill 部品に関連付けることができます。複数の CAD ドキュメントで同じ部品番号が指定されている場合、それらはすべて同じ Windchill 部品に関連付けられます。
部品は、関連付けタイプが最も強い CAD ドキュメントの名前、番号、およびソフトタイプを使用して作成されます。
複数の CAD ドキュメントが対象であり、「自動関連付け」によって一致する部品が 1 つも見つからない場合、Windchill 部品は次の優先順位に従って作成され、番号付けされます。
「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンス (定義されている場合) に基づいて、部品を作成します。
「自動関連付けの番号付けパラメータ」プリファレンスが定義されていない場合は、英数字順の並べ替えとサーバー側プリファレンスの「自動関連付け時に番号からファイル拡張子を切り捨て」の値に基づいて、最も低いファイル拡張子付き/なしの CAD ドキュメント番号を使用して部品を作成します。
その他すべての CAD ドキュメントには、その CAD ドキュメント番号の英数字順の並べ替えに基づいて、次に最も高い優先順位が与えられます。