その他のアプリケーションとの統合 > 運用システムとの統合 > ERP Connector の使用 > グラフィカルユーザーインタフェースの使用 > 配布ターゲットへの送信
  
配布ターゲットへの送信
配布ターゲットをオブジェクトに関連付けると、関連付けた配布ターゲットにオブジェクトをパブリッシングできるようになります。
* 
オブジェクトに関連付けられている「アクティブ」な配布ターゲットであれば、オブジェクトがどのライフサイクル状態であっても、複数の配布ターゲットに対しても、オブジェクトを送信できます。
配布ターゲットをパブリッシングするには、以下の手順に従います。
1. パブリッシングするオブジェクトを選択し、「操作」メニューの「配布ターゲットに送信」を選択します。
2. 「配布ターゲットに送信」ウィンドウに表示される情報を確認して、「次へ」をクリックします。
「配布ターゲットに送信」操作は次の場所からも実行できます。
「フォルダ」ページ上の関連オブジェクトの行レベル操作メニュー。
「製造関連部品構造ブラウザ」に表示される部品構造ツリー内の行レベル操作メニュー。
* 
「「配布ターゲットに送信」UI でターゲットの選択を許可」プリファレンスが「はい」のとき、データをパブリッシングする先の配布ターゲットを選択できます。
3. 「分散プロセス」タイプの配布ターゲットに CAD ドキュメントをパブリッシングする場合は、「ユーザー入力」ウィンドウに表示される情報を確認し、必要であれば編集します。複数の配布ターゲットを選択していた場合は、それぞれの配布ターゲットの情報が表示されます。「次へ」をクリックします。
* 
オブジェクトのデフォルト表現だけをパブリッシングするには、「デフォルト製品表現を使用」フィールドで「はい」を選択します。それ以外の場合は、すべての表現がパブリッシュされます。
4. 配布ターゲットにパブリッシングされるオブジェクトがすべて一覧表示されます。表示された情報を確認して、「送信」をクリックします。
* 
生の XML 形式または XSL スタイルシートで指定された形式でデータを表示するには、「プレビュー」ステップで「ローデータ」アイコンを選択します。「ローデータ」アイコンは、分散プロセス配布ターゲットにデータを送信する場合や、「ESI 応答出力フォーマット」属性の値が「PLM」である場合には使用できません。
* 
「送信」をクリックするとパブリッシング処理が開始されますが、パブリッシングステータスは表示されません。
対応する BOM のパブリッシング
以前にオブジェクトがすでにパブリッシングされたことがある配布ターゲットに同じオブジェクトをパブリッシングした場合、再び送信された情報は以前のパブリッシングで送信された情報に基づきます。システムで確立されているビジネスプロセスによっては、最新の改訂ではない BOM の作業版数をパブリッシング可能な場合があります。
このような状況が発生するのは、配布ターゲットにパブリッシングされている上流 BOM があり、まだパブリッシングされていない下流 BOM がその BOM に対応付けられている場合です。対応する BOM が後からパブリッシングされた場合、上流の対応する BOM と同じ配布ターゲットを使用可能になります。別の配布ターゲットを作成して下流 BOM に関連付ける必要はありません。
この動作はプロパティ com.ptc.windchill.esi.CalculateDeltaUsingLatestPublishedObject によって制御されます。以前にパブリッシングされた上流 BOM と同じ配布ターゲットに下流 BOM がパブリッシングされないようにするには、このプロパティを FALSE に変更します。詳細については、Customization Guide を参照してください。