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値表示
このウィジェットの機能
「値表示」ウィジェットは、単純なデータ値を取得し、エクスペリエンス上のコンテキストに従ってその値を表示するためのウィジェットです。
このウィジェットを使用するケース
エクスペリエンスに ThingWorx のシンプルなプロパティ値を含める場合は、「値表示」を使用します。たとえば、サービス技術者がジェネレータでメンテナンスを行っていて、ジェネレータの電力テータスをエクスペリエンスで表示する場合は、「値表示」ウィジェットを使用して、ジェネレータの「PowerStatus」プロパティを「値表示」ウィジェットに「データ」としてバインドします。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティを示します。
プロパティ
JavaScript
タイプ
説明
状態ベースのフォーマットを有効化
enableStateFormatting
boolean
ThingWorx で設定されている状態定義に基づいて、ウィジェットのフォーマットを設定することができます。
このチェックボックスをオンにすると、次のプロパティが表示されます。
依存フィールド
状態定義
たとえば、ラベルの「状態定義」の値が「error」になっている場合、そのラベルの色が赤になります。
ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
依存フィールド
* 
「状態ベースのフォーマットを有効化」が有効になっている場合に表示されます。
stateFormatValue
string
このプロパティは、「状態ベースのフォーマットを有効化」チェックボックスがオンになっている場合に表示されます。ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
状態定義
* 
「状態ベースのフォーマットを有効化」が有効になっている場合に表示されます。
stateFormat
boolean
このプロパティは、「状態ベースのフォーマットを有効化」チェックボックスがオンになっている場合に表示されます。ThingWorx のスタイル定義と状態定義の詳細については、ThingWorx ヘルプセンターでスタイルと状態の定義を参照してください。
タイプ
type
Type
以下のいずれかを選択します。
「インライン」 - 値のみを表示し、ラベルは表示しません。
「ラベル付きインライン」 - 値とラベルが表示されます。
「積み重ねラベル」 - 値とラベルを垂直方向に整列します。
「積み重ねラベル KPI」 - 値とラベルを垂直方向に整列します。CSS スタイルを使用してウィジェットへのリンクを指定できます。
* 
たとえば、目標を 100 に設定し、値が 75 の場合は、指定されている CSS スタイルに従ってそれが使用されます。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
外観
1. 「値表示」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
2. 「ラベル」フィールドに、表示するテキストを入力します。この例では、この値表示に「RPMs」というラベルを付けます。
3. 「データ」枠で、GetPropertyValues または GetImplementingThingsWithData サービスをエクスペリエンスに追加するエンティティをサーチします。
4. サービスが追加されたら、「現在選択されているアイテム」で値表示にバインドするプロパティを見つけ、そのプロパティを「値表示」ウィジェット上にドラッグアンドドロップします。「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで「値」を選択します。