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スキャン (3D)
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3D アイウェアプロジェクトでのみ使用できます。
このウィジェットの機能
3D アイウェアエクスペリエンス内で、バーコードまたは QR コードを使用することができます。
このウィジェットを使用するケース
次の場合にスキャンウィジェットを使用します。
エクスペリエンス内でバーコードを使用する場合
エクスペリエンス内で QR を使用する場合
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現在、黒の背景を持つ QR コードは正しく実行されず、スキャンは困難です。この問題が解決されるまでは、QR コードに明るい色の背景を使用することをお勧めします。
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HoloLens デバイスでは次のバーコードはサポートされていません。
Code 93
Codabar
MSI
Aztec
Data Matrix
PDF 417
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティを示します。
プロパティ
JavaScript
タイプ
説明
3D 拡張を非表示
isAugmentationsHidden
boolean
選択した場合、エクスペリエンスの 3D 拡張は非表示になります。
スキャンされた値
scannedValue
string
テキストを含むウィジェットにバインドされている場合、このプロパティはバーコードまたは QR コードの値を表示します。たとえば、コンピュータのバーコードがスキャンされると、シリアル番号が表示されます。
サービス
JavaScript
説明
スキャンを開始
startScan
このサービスを起動すると、コードをスキャンするためにカメラが起動します。
スキャンを中止
stopScan
このサービスを起動すると、カメラが停止します。
イベント
JavaScript
説明
値の取得
valueacquired
スキャン値を取得したときにトリガーされます。
ユーザーがキャンセル
usercanceled
ユーザーがスキャンをキャンセルしたときにトリガーされます。
アプリケーションイベント
説明
stopscan
エクスペリエンスに「スキャン」ウィジェットを追加すると、新しい「stopscan」アプリケーションイベントが作成されます。デフォルトでは、このアプリケーションイベントは「スキャンを中止」イベントにバインドされます。
「音声エイリアス」「スキャンを中止」です。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
外観
1. 3D アイウェアのプロジェクトの 3D キャンバスから、「スキャン」ウィジェットをドラッグして、キャンバス上にドロップします。
2. スキャンビューで、表示するテキストを入力します。例: Scan the barcode on the bottom of the computer.
3. 「3D ボタン」ウィジェットをドラッグして、キャンバス上にドロップします。
4. ボタンに表示するテキストを入力します。たとえば、「Scan Code」などと入力します。
5. 「ボタン」「クリック」イベントの横にある アイコンを、プロジェクトツリーの「scan-1」にドラッグアンドドロップします。
6. 「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで、「スキャンを開始」を選択して「バインド」をクリックします。
7. 「3D ラベル」ウィジェットをドラッグして、キャンバス上にドロップします。
8. 値表示のラベルに表示するテキストを、「ラベル」フィールドに入力します。たとえば、「Serial #」などと入力します。
9. 次に、「スキャン」ウィジェットをクリックして、プロパティの詳細を表示します。
10. 「スキャンされた値」の横にある アイコンを、「値表示」ウィジェットにドラッグアンドドロップします。
11. 「バインディングターゲットを選択」ウィンドウで、「テキスト」を選択して「バインド」をクリックします。
初期表示: