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3D ボタン
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3D アイウェアプロジェクトでのみ使用できます。
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「3D ボタン」ウィジェットは今後のリリースで廃止予定となるので、「3D ボタン」の代わりに3D 押しボタンを使用することをお勧めします。以下に、留意すべき点をいくつか示します。
新しいプロジェクトで「3D ボタン」ウィジェットが使用できなくなります。これは、「3D ボタン」ウィジェットを含む既存のプロジェクトにただちに影響するわけではなく、それらを含むプロジェクトを編集して再パブリッシングすることができます。
その後 (日付は未定)、既存のすべての「3D ボタン」「3D 押しボタン」に移行します。この移行の詳細については、後で説明します。
このウィジェットの機能
3D ボタンウィジェットを使用すると、HoloLens 2 で完全に連結されたハンドトラッキングを使用できます。HoloLens を使用している場合は、3D ボタンを視線入力したりエアタップしたりすることもできます。
このウィジェットを使用するケース
3D ボタンは、HoloLens 2 で表示されるエクスペリエンスを作成する際、連結ハンドトラッキングを使用する場合に特に便利です。ただし、3D ボタンは 3D ラベルや 3D イメージのウィジェットと同様のすべてのユーザー操作に使用できます。
このウィジェット固有のプロパティ、サービス、イベント、操作
一般的なウィジェットのプロパティ、サービス、イベントのリストについては、共通のウィジェットプロパティ、サービス、イベントを参照してください。
次のテーブルに、このウィジェット固有のプロパティを示します。
プロパティ
JavaScript
タイプ
説明
テキスト
text
string
3D ボタンのラベルとして表示されるテキスト。
リソース
src
resource url
3D ボタンに使用するリソースへのパス。イメージを含めるには、次のいずれかの操作を実行します。
フィールドの横をクリックして、新しいイメージファイルを追加します。
フィールドに直接イメージの URL を入力するか、コピーして貼り付けます。
イメージをドロップダウンメニューから選択します。
サポートされているファイルフォーマットは次のとおりです。
.png
.jpg
.jpeg
.gif
.bmp
高さ
height
number
3D ボタンの高さ (メートル)。最小値は 0.04 メートルです。
width
number
3D ボタンの幅 (メートル)。最小値は 0.04 メートルです。
フォントの色
fontColor
color
フォントの色。カラーピッカーから色を選択します。
X 座標
x
number
X 軸上のウィジェットの位置。
Y 座標
y
number
Y 軸上のウィジェットの位置。
Z 座標
z
number
Z 軸上のウィジェットの位置。
X 回転
rx
number
X 軸を中心としたウィジェットの回転。
Y 回転
ry
number
Y 軸を中心としたウィジェットの回転。
Z 回転
rz
number
Z 軸を中心としたウィジェットの回転。
ボタンの色
color
color
ボタンの色。カラーピッカーから色を選択します。
動作中のウィジェット
ウィジェットがどのように表示されるか、以下に例を示します。
使用時に必要な最小ステップ
外観
1. 「3D ボタン」ウィジェットをキャンバス上にドラッグアンドドロップします。
2. 表示するテキストを「テキスト」フィールドに入力するか、データプロパティをウィジェットの「テキスト」フィールドにバインドします。