作業定義メディア表示コンポーネントでは、選択可能な一連のタブに作業定義に関連付けられているメディアが表示されます。タブ (「イメージ」、「ビデオ」、または「CAD」) を選択すると、作業定義に関連付けられているそのタイプのメディアが表示されます。作業定義に関連付けられているそのタイプのメディアがない場合、そのタブ用のデフォルトのイメージが表示されます。選択したタブに複数のメディアエンティティがある場合、枠の下部に選択可能な点が表示されます。各点をクリックすると、複数のメディアエンティティ間を移動します。

「CAD」タブのダイヤグラムで部品を選択すると、材料リストで関連する行が選択されます。

このコンポーネントを定義するプライマリマッシュアップは、PTC.SCA.SCO.WorkDefinition.InfoTabContainedMashup マッシュアップです。このマッシュアップは、個々の選択可能なタブに対して次のマッシュアップを呼び出します。

これらの各マッシュアップは、「タブ」ウィジェットを使用して、表示されるコンテンツを決定します。PTC.SCA.SCO.WorkDefinitionInfoTabContainedMashup マッシュアップの「タブ」ウィジェットは、利用できる 3 つのタブを定義し、各タブに適したマッシュアップを呼び出します。選択可能なそれぞれのタブマッシュアップ内で、「タブ」ウィジェットには、関連付けられているメディアまたはデフォルトのイメージが表示されます。選択可能なタブマッシュアップでは、該当する場合、複数のメディアエンティティ間を移動するための「コレクション」ウィジェットも使用します。

PTC.SCA.SCO.WorkDefinition.CADContainedMashup マッシュアップは、CAD ダイヤグラムを表示するために、「ThingView」ウィジェットも使用します。詳細については、 ThingView ウィジェットを参照してください。

これらのマッシュアップに対する入力は、 順次ナビゲーションコンポーネントマッシュアップ (PTC.SCA.SCO.WorkDefinitionHorizontalSequentialNavigation) で選択した作業指示タイルに関連付けられている作業定義の UID です。作業定義とその関連情報の詳細については、 作業定義スキーマを参照してください。

CAD ダイヤグラムと材料リストの間で相互選択を行うための入力は、 材料リストコンポーネントマッシュアップ (PTC.SCA.SCO.MaterialsListMashup) 上の SelectedParts プロパティから取得されます。材料リストで 1 つまたは複数の行が選択されている場合、その選択によって、材料リストマッシュアップの SelectedParts プロパティの値が設定されます。この値は、「CAD」タブマッシュアップ (PTC.SCA.SCO.WorkDefinition.CADContainedMashup) 上の SelectedParts プロパティに渡され、CAD ダイヤグラム内の該当する部品がハイライトされます。

「CAD」タブで CAD ダイヤグラムの部品が選択されている場合、「ConvertSelectedPartsToSelectedRows」サービスは PTC.SCA.SCO.WorkDefinition.CADContainedMashup マッシュアップの SelectedRows プロパティの値を設定します。この値は、 材料リストコンポーネントマッシュアップ (PTC.SCA.SCO.MaterialsListMashup) 上の SelectedRows プロパティに渡されます。

PTC.SCA.SCO.ProductionOrderUtils Thing からの次のサービスは、このコンポーネントのマッシュアップによって使用されます。

PTC.SCA.SCO.ThingViewUtils Thing からの次のサービスは、このコンポーネントの PTC.SCA.SCO.WorkDefinition.CADContainedMashup マッシュアップによって使用されます。