ドキュメントを取得
この操作は、Windchill のドキュメントエンティティからコンテンツをフェッチするときに使用します。
「ドキュメントを取得」操作の使用
ワークフローでこの操作を使用するには、ThingWorx Flow にこれを接続します。フローに接続するには、次の操作を行います。
1. 「Windchill」コネクタの下の
「ドキュメントを取得」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて
をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「ドキュメントを取得」操作ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、ラベル名を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 接続を追加するには、「Windchill コネクタ」のトピックの
接続の追加のセクションを参照してください。デフォルト値は
「基本」です。
| Windchill 接続を事前に追加している場合、リストから接続を選択します。 |
4. エンティティの識別子を Windchill OID フォーマット OR:Type:ID でコンマで区切って入力します。ここで、Type は Windchill エンティティタイプの内部名です。
| この操作は以下のように複数の識別子をサポートします。 OR:wt.doc.WTDocument:352512,OR:wt.doc.WTDocument:352511 |
5. リストからコンテンツフィルタのタイプを選択します。
◦ 「Any」 - Windchill 内の指定したドキュメントからプライマリコンテンツおよび製品表現コンテンツをフェッチします。
◦ 「Native」 - そのドキュメントのプライマリコンテンツをフェッチします。
◦ 「PDF」 - 指定したドキュメントの製品表現から PDF コンテンツをフェッチします。
6. リストからコンテンツのフォーマットを選択します。
◦ 「URL のみ」 - URL フォーマットで出力を取得します。この操作の出力には、ドキュメントについてフェッチしたコンテンツの URL が含まれます。
◦ 「コンテンツストリーム」 - 出力コンテンツをデータストリームとしてバイナリフォーマットで取得します。このコンテンツを Write File などの一部の操作にマッピングできます。
7. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
この操作の出力スキーマは静的です。
「ドキュメントを取得」操作のサンプル出力スキーマを以下の図に示します。
この出力スキーマは次の属性から成ります。
• コンテンツ - 操作によってフェッチされた各種コンテンツに関するすべての情報から成ります。
• ファイルの URL とファイル名 - 次の操作にマッピング可能なファイルの URL とファイル名の情報が格納されています。