コンテンツを取得
この操作は、Windchill オブジェクトから製品表現ファイル、プライマリコンテンツ、添付資料などのコンテンツを取得して 特定のファイルフォーマットで返すときに使用します。
「コンテンツを取得」操作の使用
ワークフローでこの操作を使用するには、ThingWorx Flow にこれを接続します。フローに接続するには、次の操作を行います。
1. 「Windchill」コネクタの下の「コンテンツを取得」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「コンテンツを取得」操作ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、ラベル名を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 接続を追加するには、「Windchill コネクタ」のトピックの 接続の追加のセクションを参照してください。デフォルト値は「基本」です。
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Windchill 接続を事前に追加している場合、リストから接続を選択します。
4. リストからエンティティタイプを選択します。
「部品」
- 部品のコンテンツをフェッチします。このオプションを選択した場合、入力スキーマのフォームが変わります。表示される入力フォームの詳細については、 部品の選択のセクションを参照してください。
「ドキュメント」
- ドキュメントのコンテンツをフェッチします。このオプションを選択した場合、入力スキーマのフォームが変わります。詳細については、 ドキュメントの選択のセクションを参照してください。
「CAD ドキュメント」
- CAD ドキュメントのコンテンツをフェッチします。このオプションを選択した場合、入力スキーマのフォームが更新されます。詳細については、 CAD ドキュメントの選択のセクションを参照してください。
部品の選択
1. 「コンテンツを取得」操作の使用の手順で、ステップ 1 から 3 に従い、ステップ 4 で「部品」を選択します。
2. 「識別子のリスト」フィールドで、オブジェクト ID を OR:Type:ID などの Windchill OID フォーマットでコンマで区切って入力します。ここで、Type は Windchill エンティティタイプの内部名です。たとえば、識別子のリストで OR:wt.part.WTPart:646192, OR:wt.part.WTPart:601234 と指定します。
以前の操作から識別子のリストをマッピングできます。
3. 次のリストからフォーマットを選択します。
「URL のみ」 - URL フォーマットで出力を取得します。これは Windchill コンテンツの URL を表します。
「コンテンツストリーム」 - 出力コンテンツをデータストリームとしてバイナリフォーマットで取得します。このコンテンツを Write File などの一部の操作にマッピングできます。
「ファイル」 - Windchill サーバーからのコンテンツを特定のファイルフォーマットでフェッチします。ファイル構造の詳細については、 ダウンロードされたコンテンツのファイルフォーマットのセクションを参照してください。
4. 「追加のフィールドを表示」をクリックしてフィルタのリストを表示します。
a. 「フィルタタイプ」 - 適切なファイル拡張子を選択します。詳細については、 フィルタタイプのセクションを参照してください。
複数のフィルタタイプを追加するには、「+」をクリックします。
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これらのフィルタは製品表現のみに適用されます。
b. 「コンテンツタイプ」 - 含めるコンテンツのタイプを選択します。
コンテンツタイプ
コンテンツタイプを選択して、そのコンテンツタイプに関する詳細をフェッチします。
「製品表現-デフォルト」
その部品のデフォルトの製品表現。1 つの部品に複数の製品表現が存在することがあります。
「製品表現-すべて」
その部品のすべての製品表現。
「CAD 製品表現-デフォルト」
その部品に関連付けられている CAD ドキュメントのデフォルトの製品表現。
「CAD 製品表現-すべて」
その部品に関連付けられている CAD ドキュメントのすべての製品表現。
「詳細ドキュメント-プライマリ」
その部品との Described by 関連付けを持つドキュメントのプライマリコンテンツ。
「詳細ドキュメント-添付資料」
その部品との Described by 関連付けを持つドキュメントの添付資料。
「詳細ドキュメント-すべて」
その部品との Described by 関連付けを持つドキュメントのプライマリコンテンツと添付資料。
「参照ドキュメント-プライマリ」
その部品との Reference 関連付けを持つドキュメントのプライマリコンテンツ。
「参照ドキュメント-添付資料」
その部品との Reference 関連付けを持つドキュメントの添付資料。
「参照ドキュメント-すべて」
その部品との Reference 関連付けを持つドキュメントのプライマリコンテンツと添付資料。
複数のコンテンツタイプを追加するには、「追加」をクリックします。
5. 「完了」をクリックします。
ドキュメントの選択
1. 「コンテンツを取得」操作の使用の手順で、ステップ 1 から 3 に従い、ステップ 4 で「ドキュメント」を選択します。
2. 「識別子のリスト」フィールドで、オブジェクト ID をコンマで区切って指定します。
以下の図に示すように、以前の操作から識別子のリストをマッピングできます。
3. 次のリストからフォーマットを選択します。
「URL のみ」 - URL フォーマットで出力を取得します。これは Windchill コンテンツの URL を表します。
「コンテンツストリーム」 - 出力コンテンツをデータストリームとしてバイナリフォーマットで取得します。このコンテンツを Write File などの一部の操作にマッピングできます。
「ファイル」 - Windchill サーバーからのコンテンツを特定のファイルフォーマットでフェッチします。コンテンツが ZIP ファイル構造で提供されます。ファイル構造の詳細については、 ダウンロードされたコンテンツのファイルフォーマットのセクションを参照してください。
4. 「追加のフィールドを表示」をクリックしてフィルタのリストを表示します。
a. 「フィルタタイプ」 - 適切なファイル拡張子を選択します。詳細については、 フィルタタイプのセクションを参照してください。
複数のフィルタを追加するには、「追加」をクリックします。
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これらのフィルタは、コンテンツタイプのフィールドで指定されている製品表現のみに適用されます。
b. 「コンテンツタイプ」 - 含めるコンテンツのタイプを選択します。
コンテンツタイプ
コンテンツタイプを選択して、そのコンテンツタイプに関する詳細をフェッチします。
「プライマリ」
そのドキュメントのプライマリコンテンツ。
「添付ファイル」
そのドキュメントのセカンダリコンテンツ (添付資料)。
「製品表現-デフォルト」
そのドキュメントのデフォルトの製品表現のコンテンツ。
「製品表現-すべて」
そのドキュメントのすべての製品表現のコンテンツ。
複数のコンテンツタイプを追加するには、「追加」をクリックします。
5. 「完了」をクリックします。
CAD ドキュメントの選択
1. 「コンテンツを取得」操作の使用の手順で、ステップ 1 から 3 に従い、ステップ 4 で「CAD ドキュメント」を選択します。
2. 「識別子のリスト」フィールドで、オブジェクト ID をコンマで区切って指定します。以前の操作から識別子のリストをマッピングできます。
3. 次のリストからフォーマットを選択します。
「URL のみ」 - URL フォーマットで出力を取得します。これは Windchill コンテンツの URL を表します。
「コンテンツストリーム」 - 出力コンテンツをデータストリームとしてバイナリフォーマットで取得します。このコンテンツを Write File などの一部の操作にマッピングできます。
「ファイル」 - Windchill サーバーからのコンテンツを特定のファイルフォーマットでフェッチします。すべてのコンテンツが ZIP ファイル構造で提供されます。ファイル構造の詳細については、 ダウンロードされたコンテンツのファイルフォーマットのセクションを参照してください。
4. 「追加のフィールドを表示」をクリックしてフィルタのリストを表示します。
a. 「フィルタタイプ」 - 適切なファイル拡張子を選択します。詳細については、 フィルタタイプのセクションを参照してください。
複数のフィルタタイプを追加するには、「追加」をクリックします。
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これらのフィルタは、コンテンツタイプのフィールドで指定されている製品表現のみに適用されます。
b. 「コンテンツタイプ」 - 含めるコンテンツのタイプを選択します。
コンテンツタイプ
コンテンツタイプを選択して、そのコンテンツタイプに関する詳細をフェッチします。
「製品表現-デフォルト」
その CAD ドキュメントのデフォルトの製品表現のコンテンツ。
「製品表現-すべて」
その CAD ドキュメントのすべての製品表現のコンテンツ。
5. 「完了」をクリックします。
フィルタタイプ
以下のテーブルでフィルタタイプについて説明しています。
フィルタタイプ
フィルタタイプを選択して、製品表現からそのタイプのファイルをフェッチします
2D サムネイル
製品表現からの 2D サムネイルファイル。
3D サムネイル
製品表現からの 3D サムネイルファイル。
Any
その製品表現のすべてのファイル。これがデフォルトで選択される値です。
CGM
.cgm (Computer Graphics Metafile)
CAD およびプレゼンテーションのグラフィックで頻繁に使用されます。
DXF
.dxf (Drawing exchange Format)
AutoCAD で使用されるグラフィックスイメージのフォーマット。
IGES
.igs (Initial Graphics Exchange Specification)
異なる CAD システム間で 2D および 3D 図面データを転送するためのニュートラルファイルフォーマット。
JT
.jt (Jupiter Tesselation)
データを交換および視覚化するための JT 3D データフォーマット。
PDF
.pdf ファイル
複数のプラットフォームで表示するためにドキュメントやパブリッシングを保存するときの標準フォーマット。
PLT
.plt
特定の CAD アプリケーションからのプロットの詳細が含まれているベクトルベースのプロッタファイル。
PVZ
.pvz
Creo View での表示に使用されるファイル。
STEP
.stp
3D イメージデータを ASCII フォーマットで保存するためのファイル。
STL
.stl (stereolithography)
3D プリント用ファイルフォーマット。
VRML
.wrl
仮想現実モデリング言語 (VRML) で使用されるグラフィックファイルフォーマット。VRML ファイルは、主に Web ページ上で、3D 情報に使用されます。
ダウンロードされたコンテンツのファイルフォーマット
Content Format フィールドが File として選択されている場合、Get Content 操作は ZIP ファイル Windchill_Content_<タイムスタンプ>.zip にすべてのコンテンツを以下の構造で返します。
この ZIP ファイルには、各エンティティに対応するフォルダが含まれています。フォルダの名前は、Windchill エンティティの識別子のフォーマットとほぼ同じです。特定のエンティティについてフェッチされたすべてのコンテンツがこのフォルダに配置されます。
この ZIP ファイルには、Get Content 操作によってフェッチされたすべてのコンテンツがリストされたマニフェストファイルが含まれています。
このファイルの名前は Windchill_Content_Manifest_<タイムスタンプ>.csv です。マニフェストファイルでは、以下の図に示すように、コンテンツは Windchill エンティティごとに並べ替えられています。
各 Windchill エンティティのフォルダには、そのエンティティのメタデータが含まれている JSON ファイルがあります。このファイルの名前は Windchill_Metadata_<ID>.json です。プライマリコンテンツまたは添付資料についてフェッチされたすべてのファイルがこのフォルダに存在するか追加されています。
製品表現ごとに、その製品表現の名前が付いたフォルダが作成され、フェッチされたコンテンツがそのフォルダに配置されます。
サンプルファイル構造を以下の図に示します。
「コンテンツを取得」の出力スキーマ
「コンテンツを取得」操作は、リストからエンティティタイプが選択されたときに静的出力スキーマを返します。
「コンテンツを取得」操作のサンプル出力スキーマを以下の図に示します。
出力スキーマの作成方法の詳細については、Windchill コネクタのトピックを参照してください。