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ThingWorx Flow プリプロダクションシステムデータの本番環境への移動
前提条件
ThingWorx Flow プリプロダクションシステムから本番環境にデータを移動する前に、以下の前提条件を満たしていることを確認してください。
接続または承認を使用するさまざまなワークフローを含む ThingWorx Flow プリプロダクションシステムがあること。
プリプロダクションの ThingWorx Flow システムからデータをエクスポートするために必要な権限があること。
プリプロダクションシステムに ThingWorx Flow をインストールしており、必要に応じて以下のタスクを実行済みであること。
サードパーティサービスのカスタマイズメタデータファイルを ThingWorx Flow サーバーにアップロードした。
プリプロダクションサーバーと同様のすべての ThingWorx Flow コンフィギュレーション設定を更新した。たとえば、トリガーのポーリング時間の修正など。
サードパーティサービスの Java トラストストアに ThingWorx Flow SSL 証明書をインポートした。
ワークフローが正しく実行されるように、サードパーティサービスをカスタマイズした。
プロセス
ThingWorx Flow プリプロダクションシステムを本番環境に移動するには、次の手順を完了します。
1. プリプロダクションシステムのワークフローで使用されている承認および接続のリストをコンパイルします。
2. 本番環境システムの承認および接続を、プリプロダクションシステムと同じ名前で定義します。正確な本番の URL とアカウント資格証明、または認証用のアプリケーションキーを指定します。
承認と接続の作成に関する詳細は、 承認の作成と管理および 接続の作成と管理を参照してください。
3. プリプロダクションシステムの ThingWorx Composer で、ThingWorx Flow データの「ユニバーサルエクスポート」を実行します。詳細については、 データ、エンティティ、および拡張機能のインポートとエクスポートを参照してください。
承認と接続の名前のみがエクスポートされます。その他の詳細 (URL、ユーザー名、パスワード、アプリケーションキーなど) はエクスポートされません。
4. エクスポートされた ThingWorx Flow データを、プリプロダクションシステムから本番システムにインポートします。インポートプロセスでは、次のタスクが実行されます。
本番システムで作成した承認と接続が、プリプロダクションシステムからエクスポートされたワークフローで使用されるように、自動的にリンクされます。これは、プリプロダクションシステムと同じ名前で承認と接続を定義した場合にのみ機能します。
プリプロダクションシステムのワークフローで使用されるカスタム操作が、本番システムのワークフローで使用できるようになります。
5. すべてのワークフローがインポートされており、ステップ 2 で定義したコネクタを使用していることを確認します。