顔認識
イメージ内の人の顔を検出し、その位置を示す四角枠の座標を取得するには、「顔認識」操作を使用します。オプションで、Face ID、顔のパーツ、顔の属性を取得できます。Azure Face API は 1 つのイメージから最大 64 の顔を認識し、四角枠のサイズで、大きい順に顔を順位付けします。詳細については、 Azure Face を参照してください。
「顔認識」操作は、以下の要件を満たすイメージをサポートしています。
フォーマット: JPEG、PNG、GIF (1 つ目のフレーム)、または BMP。
ファイルサイズ: 1 KB から 6 MB の範囲。
イメージサイズ: 36 x 36 ピクセルから 4096 x 4096 ピクセルの範囲。
小さいイメージ内で鮮明な顔を検出するには、入力イメージを拡大してください。
ワークフローで「顔認識」操作を使用するには、次の手順を完了します。
1. 「Azure」コネクタの下の「顔認識」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。
「顔認識」ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、「ラベル」を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 認証スキームを追加するには、 Azure の承認を参照してください。
Azure の認証スキームを事前に追加している場合、リストから選択します。
4. 「リソースグループ」リストで、Azure サブスクリプションで定義されている適切なリソースグループを選択します。
5. 「Face API アカウント」リストで、リソースグループで定義されている Face API アカウントを選択します。
6. 「イメージの指定方法」リストで、次のいずれかのオプションを選択して、次の操作を行います。
「URL」を選択し、「イメージ URL」フィールドでパブリックアクセスが可能なイメージ URL を指定します。
「ファイルをアップロード」を選択し、「イメージファイルのパス」フィールドで、前の操作の出力をマッピングしてイメージのパスを指定します。
7. 「Face ID を返すかどうか」リストで、サービスから Face ID を返す場合は「真」を選択し、それ以外の場合は「偽」を選択します。
8. 「顔のパーツを返すかどうか」リストで、サービスから選択された顔のパーツを返す場合は「真」を選択し、それ以外の場合は「偽」を選択します。
9. 「顔の属性」リストで、サービスで分析して返す属性を選択します。
複数の顔の属性を追加するには、「追加」をクリックします。または、 をクリックして、追加した任意の顔の属性を削除します。
10. 「完了」をクリックします。
出力スキーマ
「顔認識」操作は、Face ID、顔の四角枠の座標、選択された顔のパーツなど、顔の詳細から成る配列を返します。
以下の図にサンプル出力スキーマを示します。